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知事が県民の皆さんのもとに出向き、訪問する市町村の特色を踏まえてテーマを設定し、施設の視察や、地元で活躍されている幅広い世代の皆さんと意見交換を行う 「知事といきいきトーク」。
今年度第3回目は「若者が夢を持って働くまちづくり~夢に向かってチャレンジできるまち~」をテーマに、大牟田市で実施しました。
おおむたアリーナは、延命公園内に令和6年4月にオープンした総合体育館です。
市民のスポーツ・レクリエーション活動と健康増進の拠点として、アリーナ、多目的ホール、柔道場、剣道場、卓球室、トレーニングルーム、キッズルーム、9つの会議室を備えています。
最初に、関好孝市長から大牟田市の取り組みについて説明を受けました。
(写真)大牟田市の取組説明の様子
(左手前から)永川俊彦県議会議員、知事、大橋克己県議会議員
(右手前から)徳永春男市議会議長、関好孝市長、中村珠美副市長
※徳永春男市議会議長の「徳」は旧字体
その後、西村俊二市スポーツ推進室長から施設の説明を受けながら、アリーナ、多目的ホール、トレーニングルーム、剣道場、柔道場を見学しました。
(写真)施設を見学する様子
大牟田市では令和6年1月に施行した「大牟田市子ども・子育て応援条例」に基づき、待機児童解消など子育て世帯に魅力的なまちの実現に取り組んでいます。
天領学童保育所は木材を生かした2階建ての建物で、令和6年5月に新設しました。
知事は、原美佳市子ども未来室長、橋本浩二市子ども育成課長、保育所の運営団体であるビクトリー・ライフE株式会社福島昭二代表取締役の案内で保育所内を見学しました。
(写真)施設の説明を受ける様子
(写真)天領学童保育所の小学生の皆さんと
旧大牟田商工会館を再生し、令和4年10月にオープンした「aurea」は、コワーキングスペース、イベントスペース、会議室などを備えた市のイノベーション創出拠点です。
「aurea」は、希少(レア)な人たちが出会う(アウ)ことを願い命名されています。
知事は、大瀬和幸市産業振興課長から施設の説明を受けるとともに、施設の入居企業から業務概要について説明を受けました。
(写真)入居企業から説明を受ける様子
知事は、施設を見学した後、商工業、農業、福祉などの分野で活躍されている皆さんから、日頃の活動などについて話を聴き、意見を交わしました。
知事は、「未来を切り開き、そして担っていく人材が大牟田市に根付き、頑張っていらっしゃる事を大変うれしく思います。大牟田市をはじめとする県南地域の振興について、皆さんのお力を貸していただきながら、県も一緒に取り組んでまいります」と述べました。
【意見交換参加者】
平田晋也さん (大牟田商工会議所青年部 専務理事)
大牟田の中心市街地を盛り上げるため、さまざまな団体が各地で開催していたイベントを同時に開催する「まち、いこ!Gyanフェス2023」を令和5年11月に初開催。
田中陽菜さん、伊集院朱里さん (大牟田わかもの会議)
大牟田を魅力的なまちにするための、イベントや情報発信などを行う「大牟田わかもの会議」の高校生メンバー。令和5年11月「まち、いこ!Gyanフェス2023」では、市内の高校生の合同文化祭「リリフェス」を初開催。
山田真衣さん (有限会社山田屋茶舗 新栄町店 店長)
老舗茶舗店の店主として、急須を持たない若い人にも日本茶を飲んでもらおうと新商品開発などを行う。また、おおむたまちゼミ実行委員として、まちの商店の魅力向上にも取り組む。
小宮千里さん
(TOPPANデジタル株式会社 事業開発センター ボーダレスイノベーション本部 福岡サテライトオフィス)
次世代DX開発拠点「ICT KŌBŌ® ARIAKE」を令和4年9月に「aurea」内にオープン。同氏は令和5年に入社後、市や企業と連携し、デジタル技術を活用した地域課題解決に取り組む。
城戸 匠さん (大牟田市認定農業者)
水稲、麦、大豆を中心に、イチジク、三池高菜等を生産する若手農家。令和6年3月に初開催された市の産業フェスタでは、認定農業者協議会の一員として参加し、スマート農業機械の展示などを通じて農業の魅力をPR。
竹本直樹さん(大牟田市介護サービス事業者協議会 企画運営部会)
特別養護老人ホームの事務職として勤務すると同時に、協議会活動を行っている。小中学校において実施した福祉体験活動では、介護リフトや電動車いすの体験などを通し、介護事業の魅力をPR。
ファシリテーター 中村珠美副市長
(写真左から)平田晋也さん、田中陽菜さん、伊集院朱里さん、山田真衣さん
(写真左から)小宮千里さん、城戸匠さん、竹本直樹さん、中村珠美副市長
(写真)意見交換会の様子
(写真)意見交換会参加者の皆さんと