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12月17日、九州の自立・発展を目的として新しい公共政策課題研究に政財界で取り組む「九州の自立を考える会」の第18回広域行政セミナーが開催され、知事が来賓として出席しました。
セミナーでは、久留米大学の駄田井正名誉教授により、「地球未来のグランドデザインと九州の自立」と題する講演が行われました。
知事は、1周年を迎え、利用者数が10万人を超えた日田彦山線BRT「ひこぼしライン」について、九州の自立を考える会の皆さま方のご尽力に感謝の意を表するとともに、MaaSアプリを活用した1日乗り放題の「デジタル企画乗車券」や、若手の音楽家が地域で暮らし、地域住民との交流を通じて作曲活動を実施するアーティスト・イン・レジデンス(AIR)事業等に触れ、「引き続き、BRTを活用した沿線の地域振興に取り組んでまいりたい」と述べました。
また、ワンヘルスの推進については、9月にハワイ州と締結した覚書をはじめ、ベトナム・ハノイ市とは共同宣言を発出し、タイ・バンコク都とは基本合意を締結したこと、大阪・関西万博ではワンヘルスをテーマとした出展を行うことを紹介し、「本県のワンヘルスの取り組みを世界に発信し、ワンヘルスの理念・実践の重要性を国内外の皆さまにご理解いただきたい。福岡県がワンヘルスの世界的な先進地として認知されるような取り組みをしっかりと進めてまいりたい」と述べました。
(写真)あいさつする知事
(写真)あいさつする 九州の自立を考える会 藏内勇夫会長
(写真)あいさつする香原勝司 福岡県議会議長
(写真)講演する駄田井正 久留米大学名誉教授
(写真)会場の様子
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