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4月11日、九州大学発バイオベンチャーの(株)HIROTSUバイオサイエンスが、愛犬を対象とした線虫がん検査の開始について報告するため、服部知事を訪問されました。
(株)HIROTSUバイオサイエンスは、「線虫を用いたがん早期発見技術(N-NOSE)」を持つ日本のユニコーン企業であり、世界対がんデーには、日本政府公式SNSアカウントで紹介されるなど、「福岡バイオバレープロジェクト」(※)をけん引する企業の1つです。1月には、線虫を活用した世界初の早期すい臓がん検査が開始され、5月からは、新たに愛犬を対象としたがん検査を開始します。
知事は歓迎の言葉を述べるとともに、「愛犬を対象としたがん検査の開始は、我々の生活に潤いを与えてくれるペットの命を大切にしていくことであり、県が推進しているワンヘルスの取り組みとも一致するものです。家族の一員であるペットの健康を守る早期がん検査事業が拡大していくことを期待しています」とあいさつしました。
※福岡県と久留米市の連携のもと、産学官で構成する「福岡バイオコミュニティ推進会議」を核に、久留米地域を中心としたバイオ関連企業や研究機関の集積を目指すプロジェクト
(写真左から)大久保勉 前久留米市長、児玉和仁 児玉どうぶつ病院院長、知事、広津崇亮 (株)HIROTSUバイオサイエンス代表取締役、藏内勇夫 アジア獣医師会連合会長・日本獣医師会会長
(写真)あいさつする知事
(写真)(株)HIROTSUバイオサイエンスから説明を受ける知事
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