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福岡県とバンコク都は、2006年に友好提携締結以来、経済、環境、青少年育成などの分野で交流を深めており、2021年に友好提携15周年を迎えました。
今年1月には、知事をはじめとする訪問団がバンコク都を訪れ、チャチャート知事との間で、友好協力関係の更なる強化に向けた覚書を締結したところです。
この度、チャチャート都知事を団長とする訪問団が、8月22日~24日の日程で福岡県を訪問し、知事への表敬訪問や日本庭園でのお茶会のほか、「タイ・バンコクフェア」オープニングセレモニーに参加しました。
バンコク都訪問団が、知事を表敬訪問され、今後の交流について両知事が意見交換を行いました。
知事は、「アントレプレナーシップを持った人財を生み出すため、新たな取り組みとして、AI、IoT、ICTなどの先端技術分野において、大学生や社会人の相互交流を行うとともに、県内企業へのインターンシップを進めていきたい」と提案しました。
チャチャート知事は、「バンコク都は友好提携先が数多くあるが、交流事業の実績が最も多いのは福岡県。今回が都知事就任後初の友好提携先への訪問である」と述べた上で、人財の育成とイノベーションの重要性について同意し、両県都の更なる友好関係の強化を図ることを確認しました。
(写真)意見交換の様子
(写真)記念品(八女茶と上野焼茶器セット)をチャチャート知事に手渡す知事
(写真)バンコク都訪問団のみなさんと
知事は、大濠公園の日本庭園において茶席を設け、日本の伝統文化でバンコク都訪問団の皆さまをもてなしました。
(写真)お茶のおもてなし
(写真)日本庭園でバンコク都訪問団のみなさんと
JR博多駅前広場において、友好提携15周年を記念した「タイ・バンコクフェア」のオープニングセレモニーが行われ、バンコク都訪問団のほか佐々木允福岡県議会副議長をはじめとするご来賓や、多くの一般の来場者が参加しました。
知事は、「タイの伝統舞踊やムエタイのショーをはじめ、美味しいタイ料理や、工芸品の販売を行い、タイ・バンコクの魅力を大いに感じていただきたい」とあいさつしました。
(写真)あいさつする知事
(写真)あいさつする佐々木允福岡県議会副議長
(写真)左から、椛島徳博県議会議員、佐々木允福岡県議会副議長、チャチャート知事、知事、ソールット在福岡タイ王国総領事、仁戸田元氣福岡県タイ友好議員連盟会長
※椛島徳博県議会議員の「徳」は心の部分の上に漢数字の一
(写真)タイ舞踊の様子