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食品ロス(食べ残しなど)を減らしましょう
あなたも食べ物を無駄にしていませんか?
- 食品ロス削減に向け、できることから始めよう!-
日本国内では、売れ残りや期限切れの食品、食べ残しなど、本来食べられたはずの、あるいはまだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」が、国民一人当たり、毎日、おにぎり1~2個分発生しているといわれています。
大切な食べ物を無駄に捨てることは、もったいないだけでなく、ごみの排出量を増やすなど環境負荷を増大させてしまいます。
食品ロスは、食品メーカーや卸、小売店、飲食店、家庭など、「食べる」ことに関係する様々な場所で発生しています。
家庭では、食材を「買い過ぎず」「使い切る」「食べ切る」、「賞味期限」を正しく理解する、残った食材は別の料理に活用するなどの工夫で、また、外食時には食べ切れない分量を注文しないことなどで、食品ロスを削減することが出来ます。
皆様も、食品ロスについて考え、食品ロスを減らす生活を実践してみませんか。
「買いすぎは 食品ロスの 出発点」
→買い物前に冷蔵庫をチェックするなどして、必要なものを買いましょう。
「無駄なく、残さず、ごちそうさま!」
→料理を作ってくれた人や食材に感謝の気持ちをもって残さずいただきましょう。
「食品ロスは 家計ロス」
→食品ロスは家計のロスにもつながります。
外食時の食品ロス削減について
30・10(さんまる・いちまる)運動に取り組みましょう
飲食店から排出される食品ロスは食べ残しによるものが相当程度を占めています。
福岡県では、懇談会や懇親会時に乾杯後30分と終了前10分を離席せずに食べ残しを減らす「食べ残しをなくそう30・10運動」について呼びかけています。
職場での歓送迎会などの宴会では、「30・10運動」に取り組んでいただき、環境にやさしい宴会にご協力をよろしくお願いします。
30・10運動とは?
- 食べられる量を注文する、食べられないものは先に伝える
- 乾杯後30分間は席に着いて、お料理を楽しむ
- 宴会終了10分前は席に戻って、もう一度お料理を楽しむ
※ 詳しくは、チラシをご覧ください。
予約をキャンセルする場合は、早めにお店に連絡しましょう
飲食店の無断キャンセル(予約をしていたにも関わらず、その日時になってもお店に連絡なく、またはお店からの連絡を無視して来店しないこと)は、飲食店の予約全体の1%弱を占めると言われています。
お店に連絡することなく予約を無断キャンセルすると、お店に迷惑がかかるだけでなく、用意した料理や食材を廃棄せざるを得ないことも多く、食品ロスの発生につながります。
どうしても予約をキャンセルする必要がある場合は、できるだけ早めにお店に連絡しましょう。
フードバンクについて
食品ロスを減らす取組みの一つとして「フードバンク」について紹介しています。
フードドライブについて
フードドライブとは、家庭で余っている食品を持ち寄り、フードバンク団体などを通じて、社会福祉施設や子ども食堂などに寄付する活動です。
福岡県では、県内のフードドライブ開催情報を発信しています。
ご家庭で余っている食品がありましたら、是非ご提供ください。
「食べもの余らせん隊」について
福岡県では、食品ロス削減に取り組む飲食店等を「食べもの余らせん隊」として募集・登録し、県民の皆さまにPRしています。
外食や買い物時には、登録店をチェックして、食品ロスを減らす取組に参加しませんか♪
「もったいない!で考える 食品ロス削減ガイドブック」について
県民の皆様に、食品ロスを取り巻く現状やその削減に向けて実践可能な取組などについて学んでもらい、各家庭における食品ロス削減に活かしてもらうことを目的にガイドブックを作成しています。
地域での学習会等で使用するため本ガイドブック印刷物の配布を希望される方は、下記問い合わせ先まで御相談ください。
○ ガイドブックの内容
第1章 食品ロス概論 (食品ロスとは、国内外の動き、食品ロス削減推進法)
第2章 福岡県における食品ロスの現状 (県内の発生状況、県民意識、県の取組)
第3章 食品ロス発生原因と対策 (製造・流通、外食、販売、消費の各段階での発生原因と対策)
第4章 食材の保存方法 (家庭での魚、肉、野菜等の適切な保存方法)
第5章 食品ロス削減レシピ (残り物等のリメイクレシピ、野菜まるごと使い切りレシピ)
ガイドブック |
食品ロス削減ガイドブック [PDFファイル/12.81MB] (A4サイズ) |
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パンフレット |
食品ロス削減啓発パンフレット [PDFファイル/1.59MB] |
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ポスター | 食品ロス削減啓発ポスター [PDFファイル/1.29MB] (A2サイズ) |
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テーブルトップ |
食品ロス削減啓発テーブルトップ [PDFファイル/1.04MB] |
<幼児向け食品ロス削減紙芝居>
就学前の子どもたちに、食材や環境の大切さを学んでもらえるように、食品ロス削減を題材とした紙芝居を製作しました。 製作にあたっては、検討委員会を立ち上げ、委員として、中村学園大学及び一般社団法人福岡県私立幼稚園振興協会の方々に御協力いただきました。
製作した紙芝居は県内の各保育施設に配布しています。
○ 紙芝居の概要
タイトル:「もぐもぐもぐ~おいしいやん~」
ページ数:16ページ
※イラストや文章のデータについては以下に掲載しています。
<小学生向け食品ロス削減カードゲーム>
小学生に、食品ロス削減について楽しく学んでもらうため、カードゲームを製作しました。
製作にあたっては、北九州市立大学の三宅ゼミの学生をはじめ、中村学園大学の方々に御協力いただきました。
○カードゲームの概要
タイトル:「LOSS NO!(ロスノ)」
遊び方:「食品ロスカード」と「予防カード」を組み合わせて、手札なくしていきます。
(※詳細は、以下の「遊び方」を参照ください。)
貸出等:本資材は貸出を行っております。ご希望の方は下記「問い合わせ先」までご連絡ください。
また、以下のデータを印刷して利用いただくことも可能ですので、ぜひご利用ください。
※印刷してご利用いただく場合は、活用状況の集計のため、メールで結構ですので、当課へご一報ください。
「生鮮食品ロス削減活動の手引き」について
県では、平成28年から県民運動として食品ロス削減を推進しており、その一環としてフードバンク活動の普及・促進に取り組んでいます。
しかし、野菜や果物等の生鮮食品は、消費期限が短いことから、フードバンク活動で取り扱いにくい場合があり、地域によっては食品を必要としている方に迅速に届けるための仕組みがないことから、余剰の食品を廃棄せざるを得ない事例が見受けられました。
こうしたことから、生鮮食品ロスの削減及び有効利用を促進するため、「生鮮食品ロス削減活動の手引き」を作成しました。
本手引きは、直売所等で生鮮食品ロスが発生した場合に、それを廃棄することなく、子ども食堂や福祉施設等へ寄付できる体制づくりを各地域で促進していくことを目的として作成したもので、県内で既に直売所や福祉団体で取り組まれている先行事例の紹介や、地域で取り組みを進める際の参考となる情報を掲載しています。
地域での対応体制構築のため、多数の本手引きの配付を希望される方は、下記問い合わせ先まで御相談ください。
○ 手引きの内容
第1 手引きの目的、食品ロス・生活困窮者支援・食育・地産地消の現状
第2 対応体制構築のポイント、事例集(地域のJA、直売所、社会福祉協議会、ボランティア団体等による6つの先行事例を掲載)
第3 体制構築の流れ
その他 税制上の取扱い、生鮮食品ロス対応体制構築指針検討会、関係機関
ガイドブック |
生鮮食品ロス削減活動の手引き [PDFファイル/3.23MB] (A4サイズ) |
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食品ロス削減ポスターコンテストについて
県では、食品ロス削減に関する啓発の一環として、平成29年度から「食品ロス削減」をテーマに、県内の小中学生を対象にポスターコンテストを実施しています。
ポスターコンテストの実施内容はこちらから
参考資料(リンク)
1 政府広報・暮らしのお役立ち情報
「もったいない!食べられるのに捨てられる『食品ロス』を減らそう(新しいウインドウで開きます)
2 消費者庁「食べもののムダをなくそうプロジェクト」(新しいウインドウで開きます)
パンフレット(食品ロス削減関係省庁等連絡会議) [PDFファイル/1.52MB]
3 農林水産省「食品ロス・食品リサイクル」(新しいウインドウで開きます)