本文
消費生活トラブル注意報!! 第71号 2025年 4月
更新日:2025年3月26日更新
印刷
パソコンに偽のウイルス感染警告を表示させるサポート詐欺に注意 (北九州市立消費生活センター)
相談事例
- 自宅のパソコンでネット検索をしていると、「トロイの木馬に感染した」という表示が出た。慌てて画面に表示された電話番号に電話をかけて、相手の指示に従った。パソコンを遠隔操作されて、名前や年齢などの個人情報を教えてしまった。 (10代 男性)
サポート詐欺の手口
- ネットに罠をしかけて、パソコンに偽のセキュリティ警告を表示させます。
- 偽のセキュリティ警告画面や警告音で恐怖をあおり、電話をかけさせようとします。
- 電話をかけると、オペレーターにつながります。オペレーターはマイクロソフトのサポートエンジニアだと名乗り、遠隔操作ソフト等のインストールをさせます。(遠隔操作が可能になり、表示画面の情報が相手に伝わってしまうため、悪用される危険性があります。)
- パソコンに問題があるというウソの説明をし、有償サポートの必要性を勧めて、金銭を要求してきます。
アドバイス
- 「今すぐ〇〇に電話してください」は偽物です。偽のセキュリティ警告画面に表示された電話番号には、絶対に電話をしないでください。
- パソコンはウイルス感染していません。偽のセキュリティ警告画面を閉じましょう。できない場合は、パソコンを再起動すると画面を閉じることができます。
- 不安に思った場合は、すぐに最寄りの消費生活センターや警察へ相談しましょう。