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第3回福岡県森林環境税検討委員会
更新日:2017年1月13日更新
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第3回福岡県森林環境税検討委員会の概要
1 日時
平成28年12月20日火曜日 13時30分から16時00分まで
2 場所
県庁 10階 特1会議室
3 次第
(1)開会
(2)農林水産部次長あいさつ
(3)委員長あいさつ
(4)議事 1これまでの取組に係る県民へのアンケート結果について
2森林保全のための施策について
3県民への意見聴取について
(5)閉会
4 委員の主な発言内容
- 現在は、森林環境税の事業として、荒廃森林の再生や海岸林などの松くい虫対策を重点的にやっており、今後もやっていかなくてはならないと思うが、これをやっていくためには人手が必要。事業体の職員や一人親方は減少、高齢化が進んでいる。
- 森林環境教育の対象を広げたりして、森林環境税を県民により周知することが必要。
- 税金を納めるだけではなく、ボランティア参加などで積極的に森林づくりを応援してもらえる県民を更に増やそうという試みもあってよい。
5 委員長のまとめ
- 今後荒廃が進む恐れのある森林約3万haは、林業を取り巻く情勢が厳しいことなどから、森林所有者が将来にわたって管理を行うことが困難と思われるため、今後、長期的に公益的機能を発揮するための対策が必要。
- 森林を森林所有者の林業活動だけでは支えられない状態が続いており、森林の有する公益的機能は、県民が広く公平に享受しているという視点に立ち、現在も行っているような「森林を県民共有財産として守り育てる気運の向上を目指す」施策の充実も必要。
- 次回の検討委員会では、これまでの本検討委員会での議論に加えて、今後予定されている市町村や関係団体への説明会、県民シンポジウムの結果を踏まえ、森林環境税の継続が必要かどうか、また、どれくらいの税額が必要か、という議論を行いたい。