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【注意!筑紫保健所】感染性胃腸炎の患者が増加しています ~基本的な感染対策の徹底をお願いします~
筑紫保健所管内で感染性胃腸炎の患者が増加しています
筑紫保健所管内(筑紫野市、春日市、大野城市、太宰府市、那珂川市)の、令和6年49週(12月2日から12月8日)の定点あたりの患者報告数が「11.7」となり、増加傾向が顕著となってきましたので、注意喚起のためお知らせいたします。
感染性胃腸炎は、1年を通じて発生するリスクがありますが、冬季は大きな流行がおこる可能性が高いため、以下の感染対策に努めてください。
基本的な感染対策の徹底をお願いします!!
感染性胃腸炎(ノロウイルス)は、ノロウイルスにに汚染された二枚貝などを生あるいは不十分な加熱で食べるなどして感染したり、ノロウイルスに感染した者のおう吐物やふん便の不適切な処理により、手指等を介して二次感染を引き起こしたりします。
感染予防のための3つのポイント
★手洗い
・正しい手洗いを行い、手の汚れをしっかりと洗い流す
★食中毒の予防
・食べ物を調理する際に、熱湯消毒や洗浄、加熱をしっかりと行いましょう
★適切なおう吐物やふん便の処理
・症状のある人のおう吐物やふん便を処理する際は、次亜塩素酸ナトリウムを使用して、正しく消毒をしましょう
社会福祉施設等で感染症の集団発生が疑われる場合には
社会福祉施設等(保育所、高齢者施設等)については、「社会福祉施設等における感染症発生時等に係る報告について」(平成17年2月22日付厚生労働省健康局長、医薬食品局長、雇用均等・児童家庭局長。社会・援護局長、老健局長連名通知)に基づき、
同一の感染症もしくは食中毒の患者またはそれらが疑われる者が、
(1)10名以上発生した場合
(2)全利用者の半数以上に発生した場合
(3)1週間以内に2名以上死亡または重篤となった場合
には、施設を所管している自治体の部局および管轄の保健所に報告してください。
報告が必要な施設の種類の確認、報告に必要な様式など報告方法については、以下の当所ホームページをご覧ください。
関連情報(リンク)
筑紫管内の定点当たり患者報告数(福岡県保健環境研究所ホームページ)
(上記ホームページにアクセスし、左側の項目から「筑紫」を選択して下さい。)