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芦屋の里浜づくり

更新日:2020年3月15日更新 印刷

「芦屋の里浜づくり」とは

 芦屋港の建設以降、港の西側部分に広大な砂浜が広がりはじめ、以前は歩いてすぐにたどりつくことができた水際までの距離が100メートルを超えるところも見られ、堆積した砂が背後地へ飛ぶ飛砂被害が発生しています。
 「里浜づくり」とは、地域の人々が、浜辺と自分たちの地域のかかわりがどうあるべきかを議論し、海辺を地域の共有空間(コモンズ)として意識しながら、長い時間をかけて、地域の人々と海辺との固有のつながりを培い、育て、つくりだしていく運動や様々な取り組みのことです。
 私たちは、かつての風光明媚な海岸であった芦屋海岸を思い出し、この砂浜に松を造林して、緑と水に触れ合う憩の空間を造り育てる取り組みを行っています。
松林の将来のイメージ図

「芦屋の里浜づくり」の取り組み

 松林が芦屋の地域住民の財産となって、子や孫の代まで親しみを持って永く造り育ててもらえるように、計画段階から住民の皆さんの意見を取り入れながら、「里浜づくり」を進めております。
 平成18から19年度にかけて、全6回のワークショップを開催し、地域住民の皆さんにご参加頂いて、「里浜全体像」(上の将来イメージ)を創りあげました。

 その後、平成20年からは、地域住民代表・PTA・地域の団体などを構成メンバーとする、実行委員会を現在まで7回開催して、住民と行政が共同して、長期的に「育て」、「守り」、「活用」する方策を検討してきました。

 平成26年10月より、本格的に工事に着手して、クロマツ育成の環境整備を行っており、これまでに3回の植樹を現地にて開催しています。
 これからも、あたたかく見守って下さい。
 

平成29年3月11日に開催した第3回植樹のレポートは、「芦屋海岸でマツの植樹を実施しました」のページをご覧ください。

広報紙 「芦屋の里浜(さとはま)だより」

 芦屋の里浜づくりでは、広報紙を創刊いたしました。
 これまでの経緯やこれからの活動内容を掲載しております。
 ご覧ください。

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