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自殺対策について
自殺対策事業
地域住民のこころの健康維持と向上に努め、関係機関と連携し、住民の自殺を予防するための取り組みを行っています。
厚生労働省「地域における自殺の基礎資料」によると、令和5年の自殺者数は全国21,657人、福岡県946人、筑紫保健所管内62人となっています。筑紫保健所管内の自殺者数は令和2年までは減少、令和3年、令和4年は増加したが、令和5年は減少しております。新型コロナウイルス感染症拡大の影響等で自殺の要因となる社会経済面等様々な問題が悪化したことが考られています。
1 相談について
先の見えない不安や、生きづらさを感じるなどの様々なこころの悩みを抱えていたら、その悩みを相談してみませんか。
福岡県内には、自殺予防、こころの健康、労働上の問題など、様々な相談窓口があります。
ひとりで悩まず、ご家族だけで抱え込まず、まずは、各相談窓口にご相談ください。
2 ゲートキーパーとは
悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聴いて必要な支援につなぎ、見守る人のことです。
身近な人の自殺のサイン等変化に気づいたら、本人の気持ちを尊重し、耳と目と心を使って、相手の気持ちに寄り添いながら話を聴いてみましょう。
必要あれば、早めに専門家へ相談するように促してください。
【筑紫保健所での取組】
〇ゲートキーパーセミナーの開催
ゲートキーパーを増やすことを目的に、民生委員や学校関係者等を対象にセミナーを開催しています。
〇自殺に係る相談窓口や自殺予防のための啓発
自殺予防週間(9月10日~16日)と自殺対策強化月間(3月)に関係機関と協力し啓発活動を行っています。