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織部高取合同窯焚き作品展が開催~高取焼発祥の地 直方で再現した「織部高取」を展示~
「高取焼※1」は福岡藩黒田家の御用窯として盛況をみせた遠州七窯の一つで、今年3月26日には県知事指定特産工芸品に指定されました。
直方市を拠点に、地元発祥の「古高取焼」を研究する「九州桃山茶陶研究会」の呼びかけにより、今年7月に織部好みの高取焼「織部高取」を再現する合同窯焚き※2が行われ、完成した作品を9月20日から展示します。
作品展は入場無料です。ぜひ、会場に足をお運びのうえご鑑賞ください。
※1 直方市は高取焼発祥の地として知られており、中でも、江戸時代初期に開窯された古高取の内ヶ磯窯で焼かれ、安土桃山時代を代表する武将茶人・古田織部が好んだ「織部高取」は、大胆で自由な気風が特徴です。
※2 合同窯焚きでは、10名の作家らが内ヶ磯窯跡周辺から採取した粘土で成形し、窯跡近くにある現役の窯で作品を焼きあげました。本作品展では、合同窯焚きの完成作品のうち、20点を展示します。一部の作品は、黒田長政の菩提寺である崇福寺に寄進したものです。
1 日 時
令和6年9月20日(金曜日)~10月20日(日曜日) 10時~17時
※ 10月1日(火)は、会場が定休日のためご鑑賞いただけません。
2 場 所
お仏壇のはせがわ 福岡本店 3Fミュージアム(福岡市博多区上川端町12-192)
3 入場料
無料
4 参加アーティスト(作陶家ら10名)
・友枝 觀水 氏(高取焼内ヶ磯窯(直方市))=今回の合同窯焚きの会場
・長沼 武久 氏(辰巳窯(東峰村小石原))
・郷原 良成 氏(陶房郷原(北九州市門司区))
・加藤 高宏 氏(翠松園(名古屋市)*唐九郎陶芸記念館館長)
・高取 周一郎 氏(高取八仙窯(東峰村小石原))
・高取 春慶 氏(高取焼宗家(東峰村小石原))
・高取 由布子 氏(高取八仙窯(東峰村小石原))
・佐枝 将司 氏(陶房郷原(北九州市門司区)の後継者)
・小山 亘 氏(桃山茶陶研究家(直方市))*『魅惑の「織部高取」』の著者
・母里 聖徳 氏(鉄鋼彫刻家(嘉麻市))*黒田長政に仕えた母里太兵衛の末裔
5 主 催
九州桃山茶陶研究会
<展示内容の一部>
作 友枝 觀水 氏(内ヶ磯窯)
作 長沼 武久 氏(辰巳窯)
作 加藤 高宏 氏(翠松園)
作 高取 周一郎 氏(高取八仙窯)
作 高取 春慶 氏(高取焼宗家)
作 小山 亘 氏(桃山茶陶研究家)
作 母里 聖徳 氏(鉄鋼彫刻家)