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織部高取合同窯焚き作品展が開催~高取焼発祥の地 直方で再現した「織部高取」を展示~

発表日:2024年9月18日 11時00分 印刷
担当課:
文化振興課
直通:
092-643-3382
内線:
2841
担当者:
担当課:
観光政策課
直通:
092-643-3454
内線:
3698
担当者:
西山

「高取焼※1」は福岡藩黒田家の御用窯として盛況をみせた遠州七窯の一つで、今年3月26日には県知事指定特産工芸品に指定されました。

直方市を拠点に、地元発祥の「古高取焼」を研究する「九州桃山茶陶研究会」の呼びかけにより、今年7月に織部好みの高取焼「織部高取」を再現する合同窯焚き※2が行われ、完成した作品を9月20日から展示します。

作品展は入場無料です。ぜひ、会場に足をお運びのうえご鑑賞ください。

※1 直方市は高取焼発祥の地として知られており、中でも、江戸時代初期に開窯された古高取の内ヶ磯窯で焼かれ、安土桃山時代を代表する武将茶人・古田織部が好んだ「織部高取」は、大胆で自由な気風が特徴です。

※2 合同窯焚きでは、10名の作家らが内ヶ磯窯跡周辺から採取した粘土で成形し、窯跡近くにある現役の窯で作品を焼きあげました。本作品展では、合同窯焚きの完成作品のうち、20点を展示します。一部の作品は、黒田長政の菩提寺である崇福寺に寄進したものです。

 

1 日 時

令和6年9月20日(金曜日)~10月20日(日曜日) 10時~17時

※ 10月1日(火)は、会場が定休日のためご鑑賞いただけません。

2 場 所

お仏壇のはせがわ 福岡本店 3Fミュージアム(福岡市博多区上川端町12-192)

3 入場料

無料

4 参加アーティスト(作陶家ら10名)

 ・友枝(ともえだ) (かん)(すい) 氏(高取(たかとり)(やき)内ヶ(うちが)()(がま)(直方市))=今回の合同窯焚きの会場

 ・長沼(ながぬま) 武久(たけひさ) 氏(辰巳(たつみ)(がま)(東峰村小石原))

 ・郷原(ごうはら) (よし)(なり) 氏(陶房(とうぼう)郷原(ごうはら)(北九州市門司区))

 ・加藤(かとう) 高宏(たかひろ) 氏((すい)松園(しょうえん)(名古屋市)*唐九郎陶芸記念館館長)

 ・高取(たかとり) 周一郎(しゅういちろう) 氏(高取八仙(たかとりはっせん)(がま)(東峰村小石原))

 ・高取(たかとり) 春慶(しゅんけい) 氏(高取(たかとり)(やき)宗家(そうけ)(東峰村小石原))

 ・高取(たかとり) 由布子(ゆうこ) 氏(高取八仙(たかとりはっせん)(がま)(東峰村小石原))

 ・()(えだ) 将司(まさし) 氏(陶房(とうぼう)郷原(ごうはら)(北九州市門司区)の後継者)

 ・小山(こやま) (わたる) 氏(桃山(ももやま)(ちゃ)(とう)研究家(けんきゅうか)(直方市))*『魅惑の「織部高取」』の著者

 ・母里(ぼり) 聖徳(きよのり) 氏(鉄鋼(てっこう)彫刻家(ちょうこくか)(嘉麻市))*黒田長政に仕えた母里太兵衛の末裔

5 主 催

  九州桃山茶陶研究会


<展示内容の一部>

友枝氏

 作  友枝(ともえだ) (かん)(すい) 氏(内ヶ(うちが)()(がま)

長沼

 作  長沼(ながぬま) 武久(たけひさ) 氏(辰巳(たつみ)(がま)

加藤

 作  加藤(かとう) 高宏(たかひろ) 氏((すい)松園(しょうえん)

高取

 作  高取(たかとり) 周一郎(しゅういちろう) 氏(高取八仙(たかとりはっせん)(がま)

高取春慶

 作  高取(たかとり) 春慶(しゅんけい) 氏(高取(たかとり)(やき)宗家(そうけ)

小山

​ 作  小山(こやま) (わたる) 氏(桃山(ももやま)(ちゃ)(とう)研究家(けんきゅうか)

母里

​ 作  母里(ぼり) 聖徳(きよのり) 氏(鉄鋼(てっこう)彫刻家(ちょうこくか)