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太宰府天満宮「曲水の宴」で服部知事が和歌を詠みます
○「曲水の宴」は、平安時代の宮中行事を今に再現する禊祓の神事であり、菅原道真公の慰霊のため、昭和38年に復活して以来、毎年開催されている行事です。
○今年、六十回目を迎える「曲水の宴」は、3月3日に開催され、服部知事が出席しますのでお知らせします。
知事は、梅花が咲き誇る曲水の庭で衣冠束帯に身を包み、上流から流れてくる盃が自分の前を通り過ぎるまでに和歌を詠み、盃のお酒を飲みます。
[写真] 曲水の宴の様子(R4)
1 概要
[日 程] 令和6年3月3日(日曜日)13時30分から14時45分まで
[場 所] 太宰府天満宮(太宰府市宰府4丁目7-1)
[主 催] 太宰府天満宮
[内 容] 曲水の庭で衣冠束帯の平安装束に身を包み、和歌を朗詠
2 曲水の宴について
・古代中国秦の時代、曲がった河のほとりに盃を流して禊祓(みそぎはらえ)の儀式として行われたのが始まりとされ、永和9(西暦353)年3月3日、書で有名な王義之(おうぎし)が名士を集めて宴を催したのが現在の形になったと伝えられている。
・太宰府天満宮では「天満宮安楽寺草創日記」に天徳2(西暦958)年3月3日、小野好古(小野道風の兄)が始めると記されている。このことにちなみ、菅原道真公の宮中での往時を偲び、文教の祖神としての道真公の御神霊を慰める神事として、また、広く平安の世の風俗文化を今に再現する意味をもって昭和38年に復活されたもの。
※詳細は、主催者ホームページをご参照ください。
・「曲水の宴」 https://www.dazaifutenmangu.or.jp/omatsuri/kyokusui-no-utage