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太陽光発電設備の安全対策
太陽光発電は、本県の再生可能エネルギー導入容量の約9割を占める重要な電源であり、安全性の確保を前提としたうえで、更に拡大させていくことが必要です。
しかしながら、台風による大雨や局地的な豪雨により太陽光発電設備の浸水・破損などの被害や、強風により飛散した太陽光パネルが近隣住宅の屋根を壊すなどの被害の発生が懸念されています。
このため、事業者の皆様におかれましては、電気事業法等の法令上の規制や業界団体の定める自主規制を厳格に守っていただき、日頃から適切な保守管理をお願いします。
目次
太陽光発電設備の安全対策や感電防止等について(令和2年5月28日)
住宅用太陽光発電システムの事故防止に関する注意喚起について(平成31年1月28日)
水没した太陽電池発電設備による感電防止について(平成29年7月18日)
太陽光発電設備が震災の被害を受けた場合の対処について(平成28年4月18日)
太陽光発電設備の安全対策や感電防止等について(令和2年5月28日)
局地的な豪雨や台風に伴う大雨により、太陽光発電設備の浸水・破損などの被害の発生が懸念されます。
太陽光発電設備は、浸水・破損した場合であっても光が当たれば発電することが可能であり、接近又は接触すると感電するおそれがあります。また、有害物質が流出するおそれもあります。
このため、浸水・破損した太陽光発電設備にはむやみに近づかないよう十分にご注意ください。
また、台風の強風などで太陽光発電設備が飛散した場合、周囲の住宅等に被害を及ぼすほか、人身事故を引き起こす可能性もあります。
太陽光発電事業者の皆様におかれましては、電気事業法などの法令を遵守の上、日頃から適切な維持管理と保守点検を行い、事故の未然防止に努めてください。
【県民の皆様へ】災害時における太陽光発電設備の感電防止等について(注意喚起) [PDFファイル/211KB]
【太陽光発電事業者の皆様へ】太陽光発電設備の安全対策について(注意喚起) [PDFファイル/58KB]
住宅用太陽光発電システムの事故防止に関する注意喚起について
(平成31年1月28日)
この度、消費者安全調査委員会において「住宅用太陽光発電システムから発生した火災事故等」に係る事故等原因調査の報告書が取りまとめられました。
消費者庁からは、住宅用太陽光発電システム所有者を始めとした消費者への注意喚起が行われています。
住宅用太陽光発電システム所有者におかれましては、必要な確認及び点検を行い、火災等の事故の防止に努めてください。
【消費者庁報道発表】住宅用太陽光発電システムに起因した住宅の火災事故に注意!
【消費者安全調査委員会報告書】住宅用太陽光発電システムから発生した火災事故等
水没した太陽電池発電設備による感電防止について
(平成29年7月18日)
平成29年7月5日からの大雨による河川氾濫等の災害発生を受け、下記リンク先の文書のとおり、経済産業省から、水没した太陽電池発電設備による感電防止について注意喚起がなされておりますので、お知らせします。
太陽電池発電設備は、浸水・破損をした場合であっても光があたれば発電をすることが可能であるため、むやみに近づかないよう、十分ご注意ください。また、復旧作業にあたられる際も十分ご留意ください。
水没した太陽電池発電設備による感電防止についてのお願い【周知】(経済産業省)
太陽光発電設備が震災の被害を受けた場合の対処について
(平成28年4月18日)
このたびの熊本地震による震災に関して、一般社団法人太陽光発電協会から「震災で破壊された太陽電池パネルの取り扱い上の注意」(別添)のとおり注意喚起がなされておりますので、お知らせします。
なお、概要は以下のとおりです。
(1)壊れていても、太陽の光が当たっているときは発電している可能性があります。
(2)感電の恐れがありますので、触れないでください。
(3)まずは、販売施工事業者と相談しましょう。
別添情報は、一般社団法人太陽光発電協会のホームページに掲載されています。
震災で破壊された太陽電池パネルの取り扱い上の注意 [PDFファイル/131KB]