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第1回福岡県森林環境税検討委員会
更新日:2018年9月4日更新
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第1回福岡県森林環境税検討委員会の概要
1 日時
平成28年10月6日 木曜日 13時30分から15時25分
2 場所
吉塚合同庁舎 特5会議室
3 次第
(1)開会
(2)委嘱状交付
(3)農林水産部次長あいさつ
(4)福岡県森林環境税検討委員会関係規程について
(5)委員の紹介
(6)委員長、副委員長の選出について
(7)委員長あいさつ
(8)議事(森林環境税によるこれまでの取組)
(9)報告事項(森林環境税に係るアンケートの実施)
(10)閉会
4 委員長、副委員長
- 委員長は久保田委員、副委員長は朝廣委員に決定。
5 委員の主な発言内容
- 林業を取り巻く情勢が厳しい中、山に対する関心が森林所有者でも低くなっており、今後森林をどう保全していくのか、十分な検討が必要。
- 福岡の林業を考えたときに、森林環境税なしでもやっていけることが本来の姿であるが、そういう状況ではないということも確か。
- 林業は、日本にある唯一といっていいかもしれない持続可能なエネルギー源を生み出すなど素材を色々なものに使える産業であるし、山があるだけで心が安らぐ。こういったことを踏まえ、大きな視点で考えていく必要がある。
- 森林を取り巻く状況というのは厳しいというのがあって、全国どこでも、森林の手入れが行き届いていない状況。木材価格の下落であるとか、人件費の高沸で厳しい状況にあるということや、道から遠い、所有者も不在になりがちということで、今も手入れが進んでいない状況にあると思うが、そういったことを、今後取り上げていただきたい。
6 委員長のまとめ
- 荒廃森林約29,000haを10年間で再生するということで、概ね130億円の費用を確保するため、精緻な議論を踏まえて平成20年度から森林環境税が導入された。
- 導入時の経緯については報告書が公表されており、どなたでもご覧になれる状態となっている。
- 平成20年度以降、現地での調査が進み、荒廃森林約29,900haが特定され、この10年間で概ね再生される見込みであるという報告が事務局からなされた。
- 森林は県民の皆さんの共有の財産であるということ、「宝」という表現も出ていたが、これらを保全していく、守り育てていくという取組が進められ、事務局から、ボランティア等の県民参加による森林づくりが大幅に増加しているという報告があった。
- なるべく多くの県民の方々にアンケートを実施し、この委員会に報告いただけば、検討の貴重な参考になる。