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2類論文試験課題
行政
【課題1】
本県では、県民がそれぞれスポーツをする、見る、支えることで、地域の活性化を図り、それがさらなるスポーツ振興につながるという好循環を生み出す「スポーツ立県福岡」の実現に向け、取組を進めています。年齢や性別、障がいの有無に関わらず、県民のだれもが、それぞれの体力や技術、興味・目的に応じてスポーツに親しむことにより、明るく、豊かで、活力のある生活を営むことを目指しています。
そこで、「スポーツ立県福岡」を実現するために、行政としてどのような取組が必要か、あなたの考えを述べなさい。
【課題2】
本年4月にこども家庭庁が創設されるのと同時に、こども基本法が施行されました。
この法律は、こども施策の基本理念や基本となる事項を明らかにすることにより、こども施策を社会全体で総合的かつ強力に実施していくための包括的な基本法として制定されました。
この法律の施行の背景には、少子化の進行や人口減少、児童虐待相談や不登校の件数が過去最多になるなど、こどもを取り巻く深刻な状況があり、また、近年のコロナ禍がそうした状況に拍車をかけていることから、本県においても、こどもに関する取組や政策を強力に進めていくことが急務となっています。
そこで、すべてのこどもや若者が将来にわたって幸せな生活ができる社会を実現するためには、行政としてどのような取組が必要か、あなたの考えを述べなさい。
教育行政
近年、「教員の多忙化」が社会問題となっています。この問題の原因や背景について説明し、問題解決のために教育行政としてどのような取組を行えばよいか、あなたの考えを述べなさい。
農業
世界的な食料情勢の変化に伴う食料安全保障上のリスクの高まりや、頻発する自然災害、生産資材の価格高騰、担い手の減少や高齢化など、農業を取り巻く環境は大きく変化しています。
このような中、本県農業の維持・強化を図るには、県としてどのような取組を進めるべきか、あなたの考えを述べなさい。