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「山国橋」が令和4年度土木学会選奨土木遺産の認定を受けました
更新日:2023年5月10日更新
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令和5年4月27日 土木学会より選奨土木遺産の認定書及び銘板が贈呈されました
令和4年度 土木学会選奨土木遺産に選ばれた「山国橋」の、土木学会選奨土木遺産認定書贈呈式が、令和5年4月27日(木)に大分県中津総合庁舎にて執り行われました。
銘板贈呈状況
令和4年度土木学会選奨土木遺産認定書贈呈式
山国橋の前にて記念撮影
吉富町長と記念撮影
山国橋について
- 「山国橋」は、福岡県・大分県が管理する県道中津吉富線の県境を跨ぐ、昭和初期に建設されたRC造の橋長213.9mの長大橋であり、ゲルバー桁や二穴式の煉瓦積み橋脚を有する貴重な地域の土木遺産です。
- 山国橋全景写真
土木学会選奨土木遺産とは?
「土木学会選奨土木遺産」とは、公益社団法人土木学会が、日本に現存する重要な土木遺産を対象に、その技術的価値、社会的価値および文化的価値を評価し認定した土木遺産のことです。
また、この認定制度は、平成12年に設立され、例年全国で20件程度を認定し、施設管理者に認定書と銘板(青銅製:30cm×20cm)を授与しています。
これまでの22年間で496件が認定され、令和4年度は、全国で23件、九州からは2件(「山国橋」および「赤尾木港の岸岐と築島」)が新たに認定されています。
京築県土整備事務所管内において、「山国橋」の土木遺産認定は、平成28年度の「佐井川橋」に次いで2例目となります。なお、福岡県内ではこれまでに10件が認定されております。
<参考>
土木学会ホームページ(山国橋)
(http://www.jsce.or.jp/contents/isan/blanch/8_52.shtml)