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国際環境協力の取組

更新日:2024年12月20日更新 印刷

福岡県には、公害を克服する過程で蓄積してきた環境技術やノウハウがあります。これらの大きなポテンシャルを活用し、アジア諸地域の環境課題を解決し、環境と調和した持続可能な発展に貢献することを目指しています。

環境部環境政策課では、以下の取組を進めています。

1 受入研修

平成18年度(2006年度)から、福岡県と友好提携を結んでいる地域を中心に、環境施策に携わる行政職員を福岡県に招いて公害克服の取組、環境技術・環境政策等に関する講義や現場視察等を行う「福岡県国際環境人材育成研修」を実施しています。
令和6年度までに、5か国から246名の研修員を受け入れています。

(写真)受入研修の様子(令和6年10月)

   <受入研修の様子(令和6年10月)>

2 環境協力プロジェクト

受入研修を通して構築したネットワーク等を活用し、様々な環境協力プロジェクトを実施しています。

各協力地域における主なプロジェクトは以下のとおりです。

ベトナム・ハノイ市

平成20年2月友好協定締結、平成22年10月環境協力協定締結

環境省の「脱炭素社会実現のための都市間連携事業」を活用し、ハノイ市の環境改善と脱炭素化を促進するため、県内企業と連携し、本県の環境技術の情報提供やワークショップを実施しています。

(写真)ワークショップの様子(令和6年11月)

  <ワークショップの様子(令和6年11月)>

ベトナム・中央政府

JICA草の根技術協力事業を活用し、ベトナム・フエ省における福岡方式廃棄物最終処分場の整備や維持管理に係る技術支援を行っています。

中国・江蘇省

平成4年(1992年)11月友好協定締結、平成23年3月環境協力協定締結

中国・南京市で開催される「国際生態環境新技術大会」において、県内環境関連企業の出展を支援するなど、協力関係を継続しています。

タイ・バンコク都

平成18年2月友好協定締結、平成24年2月環境協力協定締結

バンコク都では観光客の増加や都市の発展に伴ってごみの量が増え、その減量化が課題になっています。そのため、令和6(2024)年度からは、再資源化の仕組みづくりにつながる技術指導や都が行う住民への意識啓発の支援を実施しています。

(写真)現地調査の様子(令和5年7月)

    <現地調査の様子(令和5年7月)>

インド・デリー準州

平成19年3月友好協定締結、平成30年1月の協定更新時に大気汚染対策への協力を明記

新たな協力事業を検討するため、デリー準州の意向確認中です。

3 日韓環境技術交流

平成4年度(1992年度)に開催された「日韓海峡県市道知事交流会議」(日韓知事サミット)での合意に基づき、平成5年度から日本側4県(福岡県、佐賀県、長崎県、山口県)と韓国南岸1市3道(釜山広域市、全羅南道、慶尚南道、済州特別自治道)の間で環境技術交流を行っています。​

(写真)全羅南道で開催された環境技術交流会議の様子(令和6年10月)

<全羅南道で開催された環境技術交流会議の様子(令和6年10月)>

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