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平成29年度飲酒運転撲滅キャンペーンの取り組み
飲酒運転は絶対しない!させない!許さない!そして、見逃さない! 「飲酒運転撲滅キャンペーン」を実施しました
福岡県では、「飲酒運転撲滅条例」に基づく数々の取り組みを促進し、「飲酒運転は絶対しない、させない、許さない、そして見逃さない」という県民意識の定着を図るため、8月25日から12月31日まで、「飲酒運転撲滅キャンペーン」を実施しました。
8月25日 飲酒運転撲滅キャンペーン開始イベント(福岡県飲酒運転撲滅県民大会)
8月25日、福岡市の都久志会館において、飲酒運転撲滅キャンペーンの開始イベントとして、「平成29年度福岡県飲酒運転撲滅県民大会~飲酒運転のない未来へ~」を実施しました。
この大会は、過去の悲惨な飲酒運転事故の記憶を決して風化させず、飲酒運転のない社会を実現していくため、開催しました。
小川知事は、「飲酒運転は、被害者はもとより、加害者、そして双方の家族を巻き込み、平穏な日々を一瞬にして壊してしまいます。県民の皆さまお一人お一人の意識にかかっています。『飲酒運転は、絶対しない!させない!許さない!そして見逃さない』。皆さま、力を合わせてこの福岡県から飲酒運転を撲滅しましょう」とあいさつしました。
(写真)あいさつする知事
続いて、飲酒運転撲滅活動功労者表彰、飲酒運転撲滅宣言企業・宣言の店表彰を行いました。
○功労者表彰受賞:八女中央自動車学校 様、福岡県商工会青年部連合会 様
○宣言企業表彰受賞:株式会社 城野自動車学校 様、岡本土木 株式会社 様、西日本鉄道 株式会社 自動車事業本部 営業部 東営業課 様
○宣言の店表彰受賞:レストラン キリン ビアファーム 様、石蔵酒造 株式会社 様
(写真)表彰式の様子
続いて、「福永 宅司(ふくなが たくじ)」さんによる一人芝居「飲酒運転のない未来へ」を行いました。
飲酒運転は被害者も、加害者も、止めきれなかった人も、みんな幸せになれない。未来は今日から、1人の百歩より100人の一歩をと、飲酒運転のない未来へみんなが一歩踏み出すことを一人芝居を通じて訴えていただきました。
(写真)一人芝居の様子
続いて、飲酒運転被害者遺族の皆さんを代表して、大庭 茂彌(おおば しげみ)さんから、飲酒運転撲滅に向けたメッセージをいただきました。
県内の中学校や高等学校でも講演活動を行われる大庭さんは、アルコールに関する正しい知識を子どもたちにも伝え、育んでいくこと、みんなで飲酒運転を止める社会をつくっていくことが大切と呼びかけていただきました。
(写真)飲酒運転撲滅メッセージ発信の様子
続いて、シンガーソングライターの「比花 知春(ひが ちはる)」さんから、飲酒運転撲滅メッセージソング「青い空の下でずっと」を披露いただきました。
悲しいことが二度と起きないように、メッセージを歌にのせて届けていただきました。
(写真)「青い空の下でずっと」披露の様子
最後に、福岡県飲酒運転撲滅総監督の秋山 幸二(あきやま こうじ)さんを中心に会場全員によるシュプレヒコールを行い、一人一人が、飲酒運転のない未来へ一歩ずつ歩み出すことを誓いました。
(写真)シュプレヒコールの様子
(写真)受賞者、来賓の皆様と
大会後は、秋山幸二さんとともに西鉄福岡駅において街頭啓発を行い、広く飲酒運転の撲滅を訴えました。
(写真)街頭啓発の様子
8月22日 関係機関・団体と連携した飲酒運転撲滅 街頭啓発
8月22日、飲酒運転撲滅週間の取組として、関係機関・団体と連携した飲酒運転撲滅街頭啓発を実施しました。
当日は、福岡ソフトバンクホークスの協力のもと、福岡ヤフオク!ドームにおいて、(一社)日本損害保険協会九州支部等の関係機関とともに、オリジナルうちわ(作成:(一社)日本損害保険協会福岡支部)を配布するほか、ホークスビジョンでの啓発映像配信を実施しました。
8月25日~ 飲酒運転撲滅ラジオCM
8月~12月の毎月25日(飲酒運転撲滅の日)に、県内全域を対象として、飲酒運転撲滅を訴えるラジオCMを実施しました。
9月9日~10月6日 カラオケ店における啓発映像の配信
9月9日~10月6日の4週間、県内のカラオケ店約190店舗において飲酒運転撲滅啓発映像の配信を行い、飲酒運転を見かけた場合の110番通報などを呼びかけました。
(写真)啓発映像の一部
9月25日~28日 償いのメッセージ展
9月25日~28日まで、筑豊自動車運転免許試験場において「償いのメッセージ展」を開催しました。
「償いのメッセージ展」とは、飲酒運転事故の加害者等の視点で書かれた反省や後悔、決意のメッセージを展示するものです。今回は、勇気を出して飲酒運転の通報をされた通報協力者の体験談のほか、”飲酒運転をやめない大人たちへ”、子どもたちからのメッセージを書道に込めた「SDD全国こども書道コンクール」の九州・沖縄地区の作品も合わせて展示し、飲酒運転の撲滅を訴えました。
(写真:償いのメッセージ展の様子)
10月25日 飲酒運転撲滅キャンペーンinふくおか“できる”マーケット2017 (台風接近により中止)
11月26日~28日 生命(いのち)のメッセージ展
11月26日~28日まで、福岡自動車運転免許試験場にて、交通事故などで亡くなられた方の等身大パネルや、写真、靴などの遺品を展示する「生命(いのち)のメッセージ展」を実施しました。
事故の現実や被害者遺族の置かれた状況を伝え、生命の尊さと飲酒運転の撲滅を訴えました。
(写真)生命(いのち)のメッセージ展の様子
12月8日 “1日飲酒運転撲滅活動推進員”による啓発
飲酒の機会が増える年末年始を前に、飲酒運転の防止を一層呼び掛けるため、シンガーソングライターの比花知春(ひが ちはる)さんを「1日飲酒運転撲滅活動推進員」に迎え、飲食店等への直接訪問による啓発活動を実施しました。
当日は、比花さんとともに飲食店等への訪問啓発を行った他、ステージイベントや街頭啓発により、飲酒運転の撲滅を強く訴えました。
(写真)RFC(ライジング福岡公式チアダンスチーム)の皆さんによるパフォーマンス
(写真)グラッドゴスペルシンガーズの皆さんによるゴスペルライブ
(写真)比花知春さんによる飲酒運転撲滅ミニライブの様子
(写真)飲酒運転撲滅推進員、ステージパフォーマンス参加者全員による飲酒運転撲滅宣言
(写真)飲食店への訪問啓発の様子
(写真)街頭啓発の様子
12月5日~1月1日 コンビニエンスストア店内放送による啓発
夜間の酒類提供先となるコンビニエンスストアでの啓発を目的として、県内のローソン約420店舗において、18時~24時の夜間帯に店内放送での啓発を実施しました。
飲酒の機会が増える12月、福岡県飲酒運転撲滅総監督の秋山幸二さんのナレーションによる店内放送により、飲酒運転を見かけた場合の110番通報などを呼びかけました。
12月12日~1月8日 カラオケ店における啓発映像の配信
忘年会など飲酒の機会が増える年末年始、飲酒運転の撲滅を一層呼びかけるため、県内カラオケ店約190店舗において、飲酒運転撲滅の啓発映像を配信し、飲酒運転の撲滅を訴えました。
(写真)啓発映像の一部