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1類(農業土木)専門試験
更新日:2024年4月22日更新
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令和6年度試験出題分野(試験案内からの再掲)
数学、応用力学、水理学、測量、土壌物理、農業水利・土地改良・農村環境整備、農業土木構造物、材料・施工、 農業機械、農学一般
例題
〔例題1〕
土壌の水分定数のうち,初期しおれ点,圃場容水量,成長阻害水分点について,pF値の大小関係を正しく表しているのはどれか。
1.初期しおれ点<圃場容水量<成長阻害水分点
2.初期しおれ点<成長阻害水分点<圃場容水量
3.圃場容水量<初期しおれ点<成長阻害水分点
4.圃場容水量<成長阻害水分点<初期しおれ点
5.成長阻害水分点<圃場容水量<初期しおれ点
(正答:4)
〔例題2〕
耕盤に関する次の記述A~Dの正誤の組合せとして妥当なのはどれか。
A.耕盤の形成は透水性を高め,降下浸透を増大させる効果があるため,水田が有する地下水涵養機能を向上させる。
B.畑作農業では,耕盤のない圃場が好まれるが,水田農業では,心土と作土の間に耕盤を形成して苗を移植(田植え)する栽培方法が発達した。
C.湛水前の田面の耕耘などの作業では,農業機械の車輪は主として作土直下の耕盤によって支持されるが,湛水条件下で行われる代かきなどの作業では,車輪は主として作土層である表層によって支持される。
D.耕盤があることで,作土内での灌漑水や肥料の利用効率が高まり,水稲の安定した収量を期待することができる。
A B C D
1.正 正 誤 正
2.正 誤 正 誤
3.誤 正 正 誤
4.誤 正 誤 正
5.誤 誤 誤 正
(正答:4)