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ホットな消費者ニュース 2022年12月号
「簡単にもうかる」というインターネット広告にご注意!(大牟田市消費生活センター)
相談事例
- 「簡単にもうかる」というネット広告を見て、情報商材を購入した。その後、事業者から電話があり、「有料プランに入らなければもうからない。高額なプランほど色々なサポートが受けられる」と言われ高額な有料プランを契約したが、指示通りに作業してももうからないので解約したい。
アドバイス
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簡単にお金を稼ぐことはできません。「簡単に稼げる」「もうかる」という広告を安易に信用しないようにしましょう。
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契約書、広告や購入時の画面等を印刷したもの、事業者とのやり取りの記録、契約に至った経緯などを整理して、消費生活センター・消費生活相談窓口に相談しましょう。
クレジットカード決済の場合は、直ちにクレジットカード会社にも連絡してください。 -
※情報商材とは、インターネットの通信販売等で、副業や投資等で高額収入を得るためのノウハウなどと称し、PDFファイル等の様々な形式で販売されているものです。購入するまで内容がわからないため、広告や説明と違い、あまり価値のない情報だったという場合があります。
火災にご注意!!電気ストーブを安全に使いましょう!(福岡県消費生活センター)
寒さが増し、電気ストーブ等の暖房器具の使用機会が増える季節となりました。一方、暖房器具からの出火による事故も報告されています。
事故を未然に防ぎ、安全に使用するために、今一度、電気ストーブの正しい使い方を確認しましょう。
事故事例
- 電気ストーブの前に衣類を積み上げて置き、電気ストーブを通電状態にしたまま外出したところ、電気ストーブ及び周辺を焼損する火災が発生した。
- 電気ストーブを使用中、電源コードから火花が出た。
事故を防ぐポイント
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燃えやすい物の近くで電気ストーブを使用しないようにしましょう。火災になるおそれがあります。
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就寝時、外出時やその場を離れる時は、電気ストーブの電源を切りましょう。
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電源コードに大きな力が加わることにより、断線し、火災になるおそれがあります。電気ストーブの電源コードを引っ張ったり、折り曲げないようにしましょう。
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ほこりなどが発火や発熱の原因となる場合があります。電気ストーブや電源コードは定期的に清掃を行い、ほこりやごみを取り除きましょう。
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リコール対象製品の事故が発生しています。リコール対象製品かどうかは、 「消費者庁リコール情報サイト(https://www.recall.caa.go.jp/)」で確認できます。
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参考:「冬の火災は『ゼロ距離』と『ほったらかし』に注意! ~電気暖房器具は使う前に点検も!~」(独立行政法人製品評価技術基盤機構)