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ホットな消費者ニュース あなたの地域の危ない商法・番外編No.6
更新日:2018年1月9日更新
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「個人情報を削除してあげる」消費生活センターを騙る詐欺に注意!!・・・福岡県消費生活センター
相談事例
「福岡県消費生活センター」を名乗る人から「あなたの個人情報が3社に漏れている。2社は取り消せたが、1社(A社)だけは取り消せない。取り消すためには代理の人を立てる必要がある。」と言われた。
A社は東北の震災関係の仕事をしており、資産家のBさんが代理人になってくれるそうだ。A社から電話があり、自分に振られている「番号」を教えられ、その番号は絶対に他人に教えないように言われた。
その後、代理人のBさんから電話があり、震災関連の機器を発注するため「番号」が必要と言われ、教えたところ、A社から「番号を他人に教えたのは違法行為。あなたもBさんも逮捕される。いい弁護士を知っているので弁護士の指示に従うように」と言われた。弁護士の代理人が現れ、キャッシュカード3枚とその暗証番号を渡してしまった。
警察に届けたが、すでに200万円引き落とされていた。(70代女性)
アドバイス
- 公的機関をかたり、「あなたの個人情報が漏れているので削除してあげる」と持ちかけ、最終的にはお金をだまし取る手口が急増しています。
- 個人情報の削除を持ちかける電話がかかってきたら、相手にせず、すぐに電話を切ってください。
- 一度お金を払ってしまうと取り戻すことは非常に困難です。
- このような電話がかかってきたら、すぐに最寄りの警察署または消費生活センターに相談してください。