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下水汚泥の有効利用
更新日:2023年11月8日更新
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福岡県では、下水道資源を有効利用するために下水汚泥を肥料として再利用しています。
下水汚泥肥料(コンポスト等)について
下水汚泥には、窒素やリン酸など植物の育成に必要な成分が含まれています。下水汚泥を原料として利用することで、植物の育成に有効な下水汚泥肥料(コンポスト)を製造する事ができます。
福岡県では、下水汚泥の有効利用の一環として、浄化センターで発生する下水汚泥を材料の一部とし、民間事業者が下水汚泥肥料(コンポスト等)の製造・販売を行っています。
なお、浄化センターで発生する下水汚泥は、定期的な成分試験を行うことで安全性の確保に努めています。
【食物と下水の流れについて】
・皆様の食卓に並んだ食物は、おいしく食べられ消化された後、下水(汚水)として下水道管を通って、浄化センターに集まります。
・浄化センターでは、下水(汚水)を下水道法及び水質汚濁防止法に定められている基準値以下のきれいな水に処理して河川に放流しています。
・処理の過程で発生する下水汚泥の一部は、下水汚泥肥料(コンポスト等)の原料の一部となります。
・製造された下水汚泥肥料(コンポスト等)は、畑で使用され、農作物の育成を助けます。その後、収穫・出荷された農作物は、皆様の食卓へ戻ってまります。
【啓発活動】
下水道展にて、啓発活動を行っております。
○啓発活動の様子
・下水道展(遠賀川中流浄化センター)にて
・下水道展(宝満川浄化センター)にて