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農業経営負担軽減支援資金
更新日:2022年12月26日更新
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農業経営負担軽減支援資金
農業経営への意欲や能力を有しながら、経営環境の変化等により、負債の償還が困難な方に融資する資金です。
本資金は、主に制度資金以外の既往借入金の償還負担軽減のための資金です。
本資金は、主に制度資金以外の既往借入金の償還負担軽減のための資金です。
1資金の目的
- 担い手向け償還負担軽減のための資金のひとつ
- 主に制度資金以外の農協等民間金融機関の営農負債整理
※制度資金の償還負担軽減の場合は経営体育成強化資金(公庫資金)を利用
2貸付対象者
負債の償還が困難となっている農業者で、次の要件のすべてを満たす者
(1)個人
ア | 農業経営の改善に取り組む意欲と能力を有し、経営改善計画を作成し、その確実な実行と融資の確実な返済が見込まれること |
イ | 農業所得が総所得の過半を占めること |
ウ | 貸付を受ける者が現に主として農業に従事しており、将来も従事することが見込まれること。借受者が60歳以上であるときは、後継者が主として農業に従事(農業大学校に修学している場合等を含む)しており、かつ、将来も農業に従事することが見込まれること |
エ | 現に約定償還金(元利)の一部の返済が可能であること |
(2)法人
ア | 1のア及びエの要件を満たすこと |
イ | 当該法人の農業に係る売上高が総売上高の過半を占めること |
3資金使途
- 営農負債の借換(制度資金以外)
- (株)日本政策金融公庫資金や近代化資金等の制度資金(貸付利率が5%を超えるもの)の借換
4貸付条件
貸付限度額 | 営農負債の残高 |
貸付利率 | 貸付利率表を参照のこと |
償還期間 | 10年以内(うち据置期間3年以内) *特認の場合、償還期間は15年以内 |
5手続き
- まず、現在融資を受けている融資機関と償還条件の緩和について相談
- 償還条件緩和だけでは経営の再建が図れない場合に、負債整理資金の活用について農協等に相談
- 融資機関や農林事務所普及指導センター等に相談
6債権の保全
- 物的担保又は農業信用基金協会の債務保証が原則
-
借入申込書、経営改善計画書、決算書類等を農協等の融資機関に提出
※計画書作成で困った場合は、まず融資機関に相談してください