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主要地方道筑紫野古賀線「須恵・粕屋2工区」の開通後の効果について
令和5年4月25日火曜日に開通した、主要地方道筑紫野古賀線(県道35号線)須恵・粕屋2工区(糟屋郡須恵町大字植木から糟屋郡粕屋町大字上大隈)について、開通前と開通後に交通量調査を行い、その結果を取りまとめましたのでお知らせします。
なお、須恵・粕屋2工区の概要、開通式式典の様子及び開通記念パンフレットは次のリンク先に掲載しています。
1.【交通状況】開通前後の交通量変化
須恵・粕屋2工区では、開通前の令和4年7月26日(火曜日)及び開通後の令和5年7月25日(火曜日)に交通量調査を実施しました。
須恵・粕屋2工区の開通により、筑紫野古賀線現道からバイパスに、昼間12時間当たり約11,000~12,000台が転換しました。
また、この区間を通行する車両の数(断面交通量)は、昼間12時間当たり約6,000台増加しており、これまで現道以外の周辺道路を通行していた車両が筑紫野古賀線を通るようになった(転換した)と推定されます。
▲交通量の変化(断面A) | |
▲交通量の変化(断面B) |
開通前後の交通状況写真
▲開通前の交通状況写真 (門松交差点南側) |
▲開通後の交通状況写真 (大隈跨道橋交差点付近) |
2.【渋滞状況】開通前後の渋滞長変化
須恵・粕屋2工区の開通により、主要渋滞箇所である大隈跨道橋交差点及び門松交差点の渋滞は大きく改善しています。
■開通前 | ■開通後 | |
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▲開通前の最大滞留長・渋滞長 (令和4年7月26日調査) |
▲開通後の最大滞留長・渋滞長 (令和5年7月25日調査) |
3.【所要時間】開通前後の所要時間
須恵・粕屋2工区の開通により、朝のピーク時の深井交差点(久山町大字久原)と須恵東中学校入口交差点(須恵町大字植木)との間の所要時間は減少しています。
一方、夕方のピーク時については、深井交差点や須恵東中学校入口交差点の渋滞が大きく、所要時間は増加しています。
■北向き方向(須恵東中学校入口交差点→深井交差点) | ||
▲開通前後の所要時間変化 (朝ピーク時・7時台/北向き方向) |
▲開通前後の所要時間変化 (夕方ピーク時・17時台/北向き方向) |
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■南向き方向(深井交差点→須恵東中学校入口交差点) | ||
▲開通前後の所要時間変化 (朝ピーク時・7時台/南向き方向) |
▲開通前後の所要時間変化 (夕方ピーク時・18時台/南向き方向) |
上記資料の印刷用PDFファイルはこちらです。