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イチゴ高収量者によるパネルディスカッションを行いました(南筑後普及指導センター現地情報No.33)

更新日:2024年11月13日更新 印刷

―高収量者の技術を学び、産地力向上を目指す―

11月1日にJAみなみ筑後いちご部会全体研修会が開催されました。

 研修会では、普及指導センターが令和6年産イチゴの育苗の反省や改善点について説明しました。その後、「イチゴ高収量者の栽培管理のコツ」をテーマとして、部会設立後初めてとなる高収量者によるパネルディスカッションが行われました。

パネルディスカッションの実施にあたっては、普及指導センターは、事前にいちご部会役員及びJA担当者とテーマや進行方法について検討を重ねました。パネルディスカッションでは、普及指導センターが司会進行役を務め、高い技術をもつ農家5名のパネリスト同士による議論や、参加者からの質疑応答が行われました。

特に若手の参加者から「今後の厳寒期の管理のコツについて」や、「定植後の施肥管理」、近年発生が拡大している「炭疽病やヨトウ類対策について」など多くの質問が出され、予定していた時間を上回るほど活発な意見交換がされました。

終了後には、「高収量者に直接質問する事ができ、良い機会になった」、「今後も企画してほしい」という声が多く聞かれました。

南筑後普及指導センター管内では、新規就農による若手イチゴ農家が増えつつあります。今後も高い技術を持つベテラン農家とさらに連携し、若手農家を始めとする管内イチゴ農家の技術力向上及び産地力の向上に努めていきます。

パネルディスカッションで意見交換する高収量者

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