2024 SUMMER
SMILE 移住・定住 Vol.16 今回の移住先 大牟田市
【移住者】
岩淵 恵子(いわぶち けいこ)さん・
東京都練馬区→大牟田市(移住歴1年)
息子と2人でがんばってきた東京生活。ずっとかなわないと思っていた「両親の近くにいたい」という思いが、移住を希望する夫との出会いで実現しました。大牟田市の、便利さとのどかさの両方が手に入る“ちょうど良さ”がお気に入り。家族全員、のびのび暮らしています。
魁斗さんが思いっきり体を動かすことができる場所があるのも移住後の暮らしの魅力
世界文化遺産にも登録されている三池港。「市内には炭鉱関連の歴史を学べるスポットもたくさん」と恵子さん
夫との出会い・結婚を機に両親の近くへの移住が実現
福岡県嘉穂郡(現・嘉麻市)出身の恵子さんは、結婚を機に東京へ。息子・魁斗さんが生まれた後に離婚し、「福岡に帰りたい」という思いを抱きながらもかなわず、2人で東京暮らしを続けていたそう。転機となったのは、転職先での元貴さんとの出会い。自閉症である魁斗さんの障がいへの理解も深く、再婚を意識するようになったとき、「将来は地方に移住したい」と考えていた元貴さんと、「(熊本県玉名市に住む)両親の近くにいたい」と願う恵子さんの思いが一致。魁斗さんの環境を最優先し、再婚と同時に特別支援学校の環境に魅力を感じた大牟田市に移住しました。
豊かな環境や人との交流で子どもが大きく成長
大牟田市にある特別支援学校では、広い敷地で農作業などが学べ、新たな経験を通して魁斗さんはたくましく成長中。大牟田市での暮らしを「気に入っている」と話す姿に、恵子さんと元貴さんは目を細めます。また、両親に8年間も会えておらず、親戚との交流もできていなかったという恵子さんですが、今では頻繁に会える距離に。この日、玉名市から駆け付けた両親も「娘や孫と会えるようになり、私たちも最高に幸せ」とにっこり。移住を機に、みんなの人生が新たに輝きはじめているようです。
大牟田市の移住支援施策
UIJターンをする若者を応援
UIJターンで大牟田市に転入した45歳未満の人が賃貸住宅に居住し、かつ中小企業などに就職した場合、1年につき12万円(最大3年間)の奨励金を交付します。
※対象となる人には条件があります。
住みやすさを体験しませんか
大牟田市への移住を考えている人に向けて、大牟田市の暮らしを一軒家で体験できます。
※対象となる人には条件があります。