2024 SUMMER
県議会だより
常任委員会
常任委員会は、その所管に属する県の事務に関する調査および議案、請願等を審査するために設置されています。
本県議会においては、総務企画地域振興、厚生労働環境、県民生活商工、農林水産、県土整備、建築都市、文教、警察の8つの常任委員会が設置されています。今回は次の4つの委員会を紹介します。
総務企画地域振興委員会
【委員会の開催状況】
4月9日に開催した委員会では、「令和6年度ふくおか『ふるさと寄附金』募集事業について」を議題として質疑を行いました。
【視察・調査の状況】
2月13日から14日にかけ、みやま市総合市民センターMIYAMAX(みやま市)、久留米市議会(久留米市)、日田彦山線BRTひこぼしライン(東峰村・添田町)を視察しました。その他、所管に係る視察・調査を随時行っています。
- 原中 誠志
- 江口 善明
- 井上 順吾
- 中村 明彦
- 〇山本 耕一
- ◎吉田 浩一
- 板橋 聡
- 豊福るみ子
- 稲又 進一
- 栗原 悠次
和歌山県立文書館(和歌山県)を視察(令和5年11月7日)
厚生労働環境委員会
【委員会の開催状況】
4月9日に開催した委員会では、「小林製薬の紅麹を含む健康食品に関する事案の概要と県の対応」を議題として質疑を行いました。
【視察・調査の状況】
2月13日から14日にかけ、インクルとばた、福岡県リサイクル総合研究事業化センター(以上 北九州市)、特別養護老人ホームひまわり園(嘉麻市)を視察しました。その他、所管に係る視察・調査を随時行っています。
- 秋田 章二
- 江頭 祥一
- 長 裕海
- 吉村 悠
- 原田 博史
- 〇横尾 政則
- 松下 正治
- ◎新井富美子
- 大橋 克己
- 塩出麻里子
- 福地 幸子
福岡県リサイクル総合研究事業化センター(北九州市)を視察(令和6年2月13日)
県民生活商工委員会
【委員会の開催状況】
4月9日に開催した委員会では、「グリーンアジア国際戦略総合特区の推進について」、「福岡県障がい者スポーツ大会の開催について」、「パラスポーツタレント発掘・育成事業『フクオカ・パラスター・プロジェクト(F-STAR)』について」を議題として質疑を行いました。
【視察・調査の状況】
2月13日に、株式会社資生堂 福岡久留米工場(久留米市)を視察しました。その他、所管に係る視察・調査を随時行っています。
- 塩生 好紀
- 井上 博行
- 室屋 美香
- 守谷 正人
- 加地 邦雄
- ◎大田 京子
- 〇小緑 貴吏
- 野原 隆士
- 神﨑 聡
- 中村 香月
- 川上 多恵
株式会社資生堂 福岡久留米工場(久留米市)を視察(令和6年2月13日)
農林水産委員会
【委員会の開催状況】
4月9日に開催した委員会では、「令和6年度の県産花きの消費定着の取組について」、「米粉用米の振興について」を議題として質疑を行いました。
【視察・調査の状況】
4月23日から24日にかけ、筑後農林事務所(筑後市)、馬場水車場、福岡県八女森林組合八女木材共販所、JA全農ふくれん茶取引センター(以上 八女市)を視察しました。その他、所管に係る視察・調査を随時行っています。
- 新開 嵩将
- 大塚 絹子
- 井上 寛
- 桐明 和久
- 林 泰輔
- 松本 國寛
- ◎井上 正文
- 佐々木 允
- 〇花田 尚彦
- 浦 伊三夫
- 井上 博隆
福岡県八女森林組合八女木材共販所(八女市)を視察(令和6年4月23日)
県議会の動き
県議会の最近の取り組みについて、その一部を紹介します。
予算特別委員会の審査概要
2月定例会において、予算特別委員会が設置され、「令和6年度福岡県一般会計予算」など20件の当初予算議案の審査を行いました。
審査に当たっては、二元代表制の趣旨を踏まえ、本県の緊要な課題について、多岐にわたって活発な議論が交わされました。審査の過程において議論された主なものは次のとおりです。
- 歳入確保について
(歳入確保の取り組みについてなど) - 地域振興について
(北九州空港の貨物拠点化に向けた取り組みについてなど) - 新興感染症等への対応について
(新型コロナウイルスで得られた教訓を新興感染症への備えにいかすことについてなど) - 環境対策について
(地球温暖化対策についてなど) - 県民の安全・安心の確保について
(野生サルによる人的被害に対する対応についてなど) - 少子化対策について
(「乳幼児ふれあい体験」についてなど) - スポーツ振興について
(世界卓球選手権誘致についてなど) - 農林水産業の振興について
(水田農業の生産性向上への取り組みと農業人材の育成についてなど) - 商工政策について
(企業誘致の強化、価格転嫁の取り組みについてなど) - 教育問題について
(「学びの多様化学校」についてなど)
この他、防災・減災の取り組み、大阪・関西万博、福岡空港、避難行動要支援者名簿・個別避難計画、ジビエ料理の安全性、無縁墳墓、九州自然歩道の整備、多様な主体の協働による災害ボランティア、介護分野の委託訓練、中山間地域における薬用作物の産地化、ブルーカーボンの推進、LGBTQツーリズム、福岡高速道路、県営住宅における自治会支援、フィッシング対策、給食時の窒息事故、小学校の英語教育、工業用水道事業における安定供給の確保などさまざまな課題について活発な質疑がありました。
議案審査終了後、付託を受けた20件の議案について採決を行い、いずれの議案も原案のとおり可決しました。
九州各県議会議長会議
5月14日、九州各県議会議長会議が熊本県で開催され、香原勝司議長、佐々木允副議長が出席しました。
会議では、本県提案の「人と動物共通の新たな感染症への対応力の強化について」、「勤務獣医師の人材確保について」など、各県議会から提案された23の議案について審議を行い、九州各県議会議長会の要望事項として関係省庁等に提出することなどが決定されました。
第3回福岡県
障がい者スポーツ大会
4月29日、第3回福岡県障がい者スポーツ大会が久留米総合スポーツセンター(久留米市)で開催され、香原勝司議長、佐々木允副議長をはじめ、多くの議員が出席しました。
香原議長は、「県議会といたしましても、年齢や性別、障がいの有無にかかわらず、誰もがスポーツに親しむことができる環境づくりのため、県行政や関係機関の皆さまと一体となり、鋭意取り組んでまいります」とあいさつしました。
「未来をつくる高校生チャレンジ2023」成果報告会
3月28日、高校生ならではのアイデアで社会問題の解決等に取り組む「未来をつくる高校生チャレンジ2023」の成果報告会が福岡市で開催され、香原勝司議長をはじめ、多くの議員が出席しました。
香原議長は、SNSで県内の高校生に呼びかけて学生団体をつくり、高齢者のためのスマホ教室を開催した成果発表に対し、「地域の活性化にもなる本当に素晴らしい試みだと思います。これからもこの活動が長く続くよう頑張ってください」と講評しました。
「福岡県における性暴力を根絶し、性被害から県民等を守るための条例」を改正
「福岡県における性暴力を根絶し、性被害から県民等を守るための条例」を平成31年2月定例会で制定しましたが、その後の性犯罪に係る刑法の改正や性被害に関する新たな課題が近年顕在化している実情を踏まえ、福岡県議会議員提案政策条例検討会議(座長:浦伊三夫議員)で見直しが検討されました。改正案は令和6年3月22日に議員提案され、同日、可決・成立しました。
福岡県議会事務局 調査課
電話:092-643-3832
ファクス:092-643-3825
※福岡県議会ホームページでは、本会議情報、委員会情報、議員紹介などの掲載の他、会議録の検索と閲覧、議会中継を実施しています。