2024 AUTUMN
我親愛的福岡 海外からやって来た隣人たちにきく 「わが愛しの福岡」 Vol.2 黄 盈姿(ホァン インズ) (うきは市)
白壁の町並み(うきは市吉井町1043-2)
うきは市の中心部吉井町は、江戸時代に宿場町として栄え、江戸時代中期以降には製蝋(せいろう)や酒造などの有力商人による金融活動によって繁栄。明治の大火が契機となり、商家や地主によってしっくい塗りの重厚な土蔵造りの家々が建てられた。1996(平成8)年には約250軒の街並みが重要伝統的建造物群保存地区に選定された。
故郷の台湾にはない景色
福岡の都会にはない風景
白壁土蔵(しらかべどぞう)造りの町並み
夫婦2人でよく
カフェ巡りを楽しみます
ほら、今すれ違った子が
あいさつしてくれたでしょ
誰でも声を掛けてくれる
そんなところも魅力かな
フルバージョンのインタビューはこちら
(英語表記あり English notation available)
つづら棚田(うきは市浮羽町新川3227)
新川・葛籠(つづら)地区山あいの斜面にある面積7ha、約300枚の田んぼで構成される美しい石積みの棚田。山の石を使い、丁寧に積み重ねられた石組みの多くは約400年前のもの。1999(平成11)年には、農林水産省の「日本の棚田百選」に選定された。
私が一番ホッとできる場所、
うきは
うきはの魅力を海外から来た人にも
だから地域に住む外国人を誘って
みんなで一緒に棚田で田植え体験
これが私のいちばんの思い出
黄さんお気に入りの
「蛭子町(えびすまち)珈琲店」
日本と台湾の架け橋に
いま台湾茶店の
開店に向け準備中
お茶を飲みながら
台湾の文化にも触れてほしい
台湾茶店「次女の茶屋」(10月オープン予定)
ホァン インズ 黄 盈姿
1990年、台湾の新北市生まれ。
大学で日本語を専攻。
商社、通販会社勤務を経て「地域おこし協力隊」隊員としてうきは市で活動した経験あり。
現在は台湾茶店「次女の茶屋」の開店準備中。
日本と台湾の架け橋になるべくコーディネーター業にも挑む。