きらめきマイタウン/中間(なかま)市
きらめきマイタウン/
中間(なかま)市
遠賀川水源地ポンプ室
官営八幡製鐵所(やはたせいてつしょ)の送水施設として、1910(明治43)年に操業を開始した「遠賀川水源地ポンプ室」。2015(平成27)年7月に「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として世界遺産に登録された。送水設備の動力は当初の蒸気から電気に変わったが、今も現役施設として稼働している。
歴史遺産と豊かな自然で人もまちも元気に
中間市おすすめスポット
県北部に位置し、北九州市と遠賀郡、鞍手郡に接する中間市。市の中央を南北に流れる遠賀川の東側、通称「川東(かわひがし)」には、なだらかな丘陵を背景に、人口の9割が集中する住宅地や商業地が、「川西(かわにし)」には広々とした平野部にのどかな田園風景が広がっています。
屋根のない博物館
「中間市に新しい観光名所を」と、旧国鉄香月(かつき)線の線路跡地を利用して1989(平成元)年につくられた青空博物館。幅7メートル、全長約400メートルの細長い敷地には、イースター島のモアイ像やエジプトのスフィンクスなど世界中の有名な石像レプリカ約30体が点在し、中間市にいながら世界の古代遺跡を鑑賞できる。
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中間唐戸(なかまからと)
1621(元和7)年に福岡藩初代藩主・黒田長政(くろだながまさ)の命により、遠賀川治水のため運河「堀川」の掘削が始まり、1762(宝歴12)年、6代藩主・継高(つぐたか)の時代に完成した水門。大雨で遠賀川の水が大量に堀川に入るのを防ぐために造られ、250年以上経った現在もその機能を保持している。県指定文化財。
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遠賀川鉄橋橋脚
JR筑豊本線の筑前垣生(はぶ)駅から中間駅間に残るレンガ造りの橋脚。筑豊地方の石炭輸送強化のため、1891(明治24)年に筑豊興業鉄道(現JR九州)によって架設された当時のもの。
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」のワンシーンにも使われている。
垣生(はぶ)公園
約15万平方メートルの広さがある市内最大の総合公園。池に架かる赤い橋を渡ると埴生(はぶ)神社の境内に通じており、自然豊かで四季折々の植物を楽しむことができる。特に春は約1000本もの桜が咲き誇り、桜の名所としても知られている。
昨年(2022年)8月には垣生公園の遊具がリニューアル。市のキャラクター「なかっぱ」をあしらった大型遊具「なかっぱのエナジーポンプ工場」は、高さ4メートルのフリーフォールスライダーや「遠賀川水源地ポンプ室」をモチーフにしたジャングルジムなどが楽しめる。
スポット案内マップ
中間市の取り組み
INITIATIVES IN NAKAMA CITY
中間市で夢を叶える第一歩。チャレンジショップ「夢まるしぇ」
市内で独立開業を目指す新規起業者の育成支援と中心市街地のにぎわい創出を目的として、2018年4月にオープンしたチャレンジショップ「夢まるしぇ」。出店者は実践の中で店舗経営のノウハウを習得し、市内での独立開業を目指します。最長2年間、低額での店舗の貸し出しや、商工会議所による経営指導などの支援を受け、これまでに飲食店や小売店など8店舗が独立。夢まるしぇで培った経験を生かしながら、現在も市内で店舗経営を行っています。
2023年1月現在、夢まるしぇでは4店舗が出店し、独立開業の夢に向かって経験を積んでいます。全国からの公募で決まった「夢まるしぇ」という名前には「起業者の夢を叶える場所として、また、たくさんの人に親しまれる空間となるように」という願いが込められています。多くの人に起業者の夢や想いに触れていただき、夢まるしぇがたくさんの人でにぎわう場所になるよう、市全体でサポートしています。
中間市 HOT TOPICS
なかまのまちを歩いて楽しむ「なかまフットパス」
- 中間市のまち歩きを満喫できる「なかまフットパス」。フットパスとはイギリス発祥の言葉で、“森林や田園地帯、古い街並みなど地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩くこと(foot)ができる小路(path)”のこと。市内全域にわたって作られた7つのコースを歩きながら、中間市の魅力を感じてみませんか。常設コースの他、定期的にイベントも開催しています。
最新情報はこちら!なかまっぷInstagram
詳しくはこちらちょっと一息!“なかまフットパスオアシス”に立ち寄ろう
なかまフットパスを歩く皆さんが気軽に立ち寄ることができる「なかまフットパスオアシス」もご用意しています。一息つきたいときに立ち寄れる心休まる場所として、地元の人々との交流の場となる、中間市のオアシスをお楽しみください。