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この冬はミュージアム巡りへ
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お得な「ミュージアム周遊パス」で美術館・博物館を巡ろう!
九州・沖縄・山口各県の美術館・博物館などで利用できる特典クーポン付パス。期間中、掲載施設でクーポンを提示すると、入館料の割引や記念品のプレゼントなどの特典が受けられます。
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〇利用期間 2023年1月31日(火)まで
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書状の保管ややり取りに使われたとされる長文箱。絵の題材は『源氏物語』第二十四帖「胡蝶」の場面から、春の圧倒的な美しさが細やかな蒔絵で描かれています。銀で立体的に表した満開の桜も印象的。
詩歌をしたためる色紙を収める箱。「葦手(あしで)」という手法
※文様に文字を潜ませて主題を暗示する手法
読み書きをする際に用いる机で、天板の両端には筆などが転げ落ちるのを防ぐ縁が付いています。天板は『源氏物語』第二十三帖「初音」を題材にした圧巻の蒔絵。金銀の蒔絵に加え、文様や家紋などのデザインが統一的に施されています。作者は、徳川将軍家の御用蒔絵師・幸阿弥長重(こうあみちょうじゅう)。
国宝3件全て 江戸時代・寛永16(1639)年 徳川美術館 ©️徳川美術館 イメージアーカイブ/DNPartcom
上記短甲と同様の渦巻文様の装飾があしらわれた、弥生時代最長の鉄剣。成分分析によって弁韓(べんかん:加耶の前身)の鉄が使われていたことが分かっています。
百済(くだら)や新羅という強国に挟まれた加耶では、よろいの製造も発達。縦長の鉄板を折り曲げて、革ひもやびょうで固定して作られており、有力者の権威を象徴する渦巻の文様が施されています。
手が隠れるほどに長い筒袖や儀式での装具を身に着けた渡来人のファッション。この埴輪は関東地方での渡来人の活躍を表しています。古墳に立てられた埴輪には、当時の習俗を知る上で重要な手掛かりが潜んでいます。
金銅冠が出土した池山洞(じさんどん)古墳群は、大加耶歴代の王の墓所。5世紀以降に台頭し「最強の加耶」とも呼ばれる大加耶は、他の加耶諸国とともに最後まで東の新羅(しらぎ)に対抗したことでも有名です。王の権威を表す冠には、中央に大きな立ち飾りを付け、細部に小さな点で波状文(はじょうもん)を表しています。
島の内外に伝わる文化財を通して、九州本土や南の島々との文化交流の歴史を紹介します。
江戸時代中期頃に始まり明治時代にかけて最盛期を迎えた能野焼(よきのやき)。鉄分を多く含む種子島の土を使い、釉薬(ゆうやく)を薄くかけた素朴な焼き物は、主に生活雑器として用いられました。素朴ながらも重厚感を放つ茶壺は、かつて種子島から交流を深めるために本能寺へ贈られました。底面には「種子島より」の文字も。
伊能忠敬が種子島を測量していたことはあまり知られていません。1812(文化9)年、わずか9日で終えた種子島測量は、現在の地図とほぼ一致します。地形や沿岸の輪郭を手彩色により再現。幕府直轄事業である測量に対し、薩摩藩は船10隻を用意して協力しました。
広田遺跡は、弥生時代後期から古墳時代前期にかけての墓地遺跡。90基にのぼる埋葬遺構とともに4万点を超す貝製品が発見された、南島社会の習俗を知る重要な遺跡。竜佩形(りゅうはいがた)や円盤状をした貝製垂飾は南島地域特有のものです。
専用アプリをダウンロードすると、来館時にご自身のスマートフォンで作品ガイドの他、館内および館周辺をご案内いたします。英語・韓国語・中国語にも対応。
全国で4番目の国立博物館として2005(平成17)年に開館。アジア・ヨーロッパとの交流の歴史を中心に展示。
[場所]太宰府市石坂4-7-2
[電話]050-5542-8600
【休館日】月曜日(祝日・休日の場合は翌日)、年末(12月24日~31日)
全長約35メートルの大型草食恐竜。北アメリカ大陸に多く生息していました。これまでに復元・組み立てが行われたうちで最大の恐竜です。
世界中に生息するウナギ科の標本紹介をはじめ、稚魚・幼魚・成魚の生態展示など、世界的に珍しい企画が満載です。
国内では主に沖縄に分布し、熱帯の川の主とされるオオウナギ。会場では剥製の展示の他、1メートルを超える大迫力の実物を目にすることができます。
※リニューアルオープンのため2月は臨時休館予定です
生命の進化の道筋と人の歴史を展示解説した博物館。アースモールなどのメインストリートを中心に、体感型ジオラマ「エンバイラマ館」などを配置。
[場所]北九州市八幡東区東田2-4-1
[電話]093-681-1011
【休館日】年末年始、毎年6月下旬頃
1922(大正11)年に製造され田川市石炭記念公園に常設されているSL59684号。同車両に取り付けられていた重厚感ある銘板(ネームプレート)を特別公開。鉄道関連の写真なども要チェック。
日本で初めてユネスコ「世界の記憶」に登録された「山本作兵衛コレクション」などを展示。
[場所]田川市伊田2734番地1
[電話]0947-44-5745
【休館日】月曜日(祝日・休日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
東京美術学校を卒業した22歳の青木が坂本繁二郎らと千葉県館山の漁村に約1カ月半滞在した間に描いた代表作。美術において浪漫主義の風潮が高まる時代の中、同作で注目を集め、若くして評価されました。
東京美術学校を卒業した22歳の青木が坂本繁二郎らと千葉県館山の漁村に約1カ月半滞在した間に描いた代表作。美術において浪漫主義の風潮が高まる時代の中、同作で注目を集め、若くして評価されました。
青木の死後、二科展の結成やパリ留学を経て帰郷した坂本。八女に拠点を移してからは、馬を取材するために九州各地に出掛けました。若くして才能が開花した青木とは対照的に、坂本は87年の生涯をかけて、自身の絵画世界を深めていきました。
青木の死後、二科展の結成やパリ留学を経て帰郷した坂本。八女に拠点を移してからは、馬を取材するために九州各地に出掛けました。若くして才能が開花した青木とは対照的に、坂本は87年の生涯をかけて、自身の絵画世界を深めていきました。
久留米ゆかりの作家を核とした九州洋画の体系的なコレクションの形成を目指した美術館。庭園の四季折々の花や緑も魅力。
[場所]久留米市野中町1015(石橋文化センター内)
[電話]0942-39-1131
【休館日】月曜日(祝日・休日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館