令和4年度12月および2月補正予算+令和5年度当初予算による16ヵ月予算(一般会計規模)
「これからも県民の皆さまの命を、健康を全力で守る。同時に、下を向かずに前を見よう、世界を見て、未来を見据えて、福岡県の成長・発展を加速前進させたい。」
そんな思いを込めて予算を組みました。皆さん、誰もが安心して、たくさんの笑顔で暮らせる福岡をともに創ってまいりましょう。
予算の3本柱
1000億円の人づくり
福岡県の発展を担うのは「人」です。『人財』育成に積極的に投資し、社会を経済を、そして未来を担う人づくりを推進します。
県内GDP20兆円への挑戦
経済の発展をけん引する産業を育て、環境と経済の好循環を実現し、実質GDP20兆円を目指します。
安全・安心で
活力ある社会づくり
県民の皆さんの命と健康、生活を守ります。また、子どもを安心して産み育てることができる地域社会づくりを推進します。
1000億円の人づくり
未来を担う人づくり
未来子どもチャレンジ応援プロジェクトを始動…1億6,052万円
子ども同士が切磋琢磨しながら成長するために、体験活動やイベントを開催する市町村・地域団体・企業などを支援します。
「福岡から世界へ」高校生応援海外研修プロジェクトを実施…3,827万円
経済成長を支える人づくり
成長産業などで活躍するテクノロジー人材を育成…5,679万円
中学生や高校生が半導体関連企業の優れた技術や将来性を学ぶ「テクノロジー人材創生塾」を開催します。
「福岡県半導体人材リスキリングセンター(仮称)」を新設…7,900万円
講座や研修を通じ、半導体分野やデジタル産業分野などの重要技術に精通した人材を育成します。
いきいきと輝く人づくり
女性活躍を推進…1億136万円
「福岡キャリア・カフェ」の開設
コワーキングスペースなどを活用し、県内で働く女性と女性管理職や経営者が対話・交流できる場を提供します。
女性人材の育成
IT分野
IT技術者として活躍する女性人材を育成するため、スキルに応じた研修から就職、キャリアアップまでを切れ目なく支援します。
農業分野
女性農林漁業者の事業拡大を応援する企業を募るベンチャーマーケットを開催します。
障がいのある人などの就業機会を拡大…1億8,437万円
社会を支える人づくり
働きやすい介護職場の認証制度を創設…1,840万円
地域伝統行事お助け隊を創設…244万円
県内GDP20兆円への挑戦
「グリーン」をキーワードにしたプロジェクトの推進
グリーンデバイス開発・生産拠点構想を推進…1億3,139万円
北部九州自動車産業グリーン先進拠点プロジェクトを推進…9,130万円
水素グリーン成長戦略を推進…2億7,878万円
農林水産業の振興
柿「秋王」をはじめとした県産農産物のブランド力を強化…5,705万円
「海況予測システム」などによるデジタル化を推進…4,843万円
「博多和牛」や県産酒などの輸出を拡大…4,418万円
高品質なノリ生産など有明海の漁業生産を支援…2億7,345万円
先端技術産業の振興
福岡バイオコミュニティ形成を推進…2億2,099万円
ブロックチェーンを活用したリーディングモデルを創出…4,425万円
ブロックチェーンを活用したトレーサビリティ証明により、国産の天然アサリ「福岡有明あさり」を消費者が信頼して購入できる体制を構築します。
トレーサビリティとは?
商品の生産、加工、販売までの流通履歴を追跡可能な状態にすること。
中小企業の振興
新型コロナ関連融資からの借換えなど融資制度を充実…1兆1,006億円
融資総枠
デザインアワード受賞商品の販売を促進…2,517万円
事業承継の実現に向けた取り組みを支援…2,155万円
観光産業の振興
閑散期の旅行代金の一部助成などにより国内観光需要を拡大…76億7,294万円
富裕層向けの旅行商品によりインバウンド観光を再興…9,576万円
ベンチャー支援
ベンチャー創出のグローバル拠点化を推進…8,216万円
脱炭素化に向けた取り組み
GXの推進
環境にやさしい「福岡未来づくり住宅」を普及…2,230万円
県有施設・公用車の脱炭素化を加速…5億4,723万円
県有施設:太陽光発電設備を整備
公用車:電動車への切り替え
将来に向けた社会資本整備
北九州空港の利用を促進…7億2,345万円
福岡・北九州高速道路を整備…18億3,000万円
戦略的な企業誘致の推進
企業誘致の受け皿となる産業用地を整備…30億5,148万円
安全・安心で活力ある
社会づくり
ワンヘルスの推進
「FAVAワンヘルス福岡オフィス」などとの連携を推進…6,080万円
ワンヘルスの啓発を強化…1億105万円
ワンヘルスの実践活動を普及するワンヘルスマスターの育成など
ワンヘルスとは?
人・動物の健康と環境の健全性を一つの健康と考え、守っていくために、みんなで考えて行動すること。
物価・エネルギー高騰対策
給食費の保護者負担を軽減…11億8,751万円
プレミアム付き地域商品券の発行支援(過去最大規模)…38億3,589万円
治安の確保
自転車の安全利用とヘルメット着用を促進…1,272万円
令和5年4月から自転車に乗る時のヘルメット着用が努力義務になりました。
ストーカー対策を強化…3,201万円
被害者宅への訪問者を検知し、警察に通知するスコープカメラを追加配備
災害からの復旧・復興、防災・減災、県土強靱化の推進
日田彦山線沿線の地域振興を支援…3億2,216万円
日田彦山線「BRTひこぼしライン」
令和5年夏開業予定!
流域治水を推進 …2億2,876万円
子どもを安心して産み育てることができる地域社会づくり
AIを活用したマッチングにより出会い・結婚を応援…6,531万円
モバイル端末を配備し児童相談所の機能を強化…5,917万円
クラウドファンディング型ふるさと納税を活用し、こども食堂を支援…1,278万円
県営公園にインクルーシブ遊具を設置…2,500万円
障がいの有無に関わらず、全ての子どもたちが遊べる遊具広場やバリアフリーの園路などを大濠公園・筑豊緑地に整備します。
出産・子育て安心基金(121億円)を設置
不妊治療費を助成…2億8,320万円
不妊治療における保険適用外の先進医療の費用(全額自己負担)の一部を助成します。
対象者
夫婦の片方または両方が県内に居住し、妻の年齢が43歳未満の夫婦(事実婚含む)
助成金額
1回の治療当たり自己負担額の7割(上限5万円)
※所得制限なし
病児保育の利用料を無償化…1億9,864万円
病院や保育所などに病児を一時的に預けることができる病児保育の利用料を無償化します(上限2,000円/日)。
ジェンダー平等の推進
パートナーシップ宣誓制度を推進…795万円
誰一人取り残さない支え
メタバースを活用した孤立の気持ちを抱える若者の居場所づくり…3,233万円
「福岡県手話言語条例」に基づき、取り組みを推進…2,093万円
スポーツの振興、健康づくりの推進
ツール・ド・九州2023、世界水泳選手権2023福岡大会を開催…20億8,820万円
新福岡武道館の建設を推進…26億8,831万円
ふくおか健康づくり県民運動を推進…3億3,157万円
おいしい減塩を推進する「スマート ソルティングプロジェクト」をスタート!
有名料理研究家による「スマソルレシピコンテスト」の開催や、最優秀レシピをもとに弁当を開発・販売します。
文化芸術の振興
子どもたちに公立美術館などの無料鑑賞機会を提供…1億4,330万円
新県立美術館の建設を推進…2億2,215万円
地域の活力の創出
居住・就業・交流体験が一体となったプログラムなどにより移住・定住を促進…1億8,314万円
にぎわい愛されるふるさとの川づくりを推進…1億2,000万円
世界に向けた発信と交流の推進“FUKUOKA IS OPEN”
多言語ポータルサイト「FUKUOKA IS OPEN」を開設…4,208万円
福岡県の教育や医療などの外国人向け生活関連情報をはじめ、県の先進的施策や在住外国人の活躍を世界に向けて発信します。
予算額は万円未満四捨五入
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