県議会だより
議長・副議長の紹介
6月定例会閉会日(6月22日)に、議長・副議長の選挙が行われ、議会の新しい体制が発足しました。
議長紹介
【議長】秋田 章二(あきた しょうじ)
会派名 自民党県議団
副議長紹介
【副議長】十中 大雅(じゅうなか だいが)
会派名 自民党県議団
就任に当たって
正副議長を代表して一言ごあいさつ申し上げます。
6月定例会におきまして、福岡県議会正副議長にご推挙を賜り、身に余る光栄であり、身の引き締まる思いでございます。二元代表制の一翼を担う県議会の公正かつ円滑な運営に努め、福岡県の発展に全力を尽くしてまいる所存です。
現下の最大の課題は、新型コロナウイルス対策と自然災害対策だと考えております。コロナ禍や災害で多くの県民の皆さまが苦しみや不安の中にあるこの危機的状況を乗り越え、再び平穏な県民生活を取り戻すことができるよう、全力で取り組んでまいります。
福岡県議会議長 秋田 章二
トピックス
令和3年8月豪雨災害の被災地視察
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8月11日からの大雨により、県内各地で甚大な被害が発生したことを受け、秋田章二議長、十中大雅副議長は8月22日、服部誠太郎知事とともに久留米市、大刀洗町、大木町、添田町の被災地域を視察しました。
現地では地元選出議員や地元首長が同席され、地域の皆さまからの声をお伺いするなど、被害の状況を確認しました。
第29回アジア国際美術展開会式
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8月7日から29日まで九州芸文館(筑後市)で開催された第29回アジア国際美術展の開会式に、秋田章二議長、地元選出議員で九州の自立を考える会の藏内勇夫会長、県民生活商工委員会の渡辺美穂委員長、福岡県文化議員連盟の今林久会長が出席しました。
本展覧会は、アジア各国・地域の文化の伝統と特徴を互いに理解、尊重し合い、相互啓発を行うとともに、豊かなアジア現代美術の創造を図るため、1985年以来、各国持ち回りで開催されています。17年ぶりの日本開催となる今回は、アジア各国の現代美術家の絵画や彫刻など、約200点の美術品が展示されました。
FCトラック輸送実証出発式
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7月28日、県庁においてFCトラック※輸送実証出発式が行われ、県議会から秋田章二議長が出席しました。
秋田議長は、自治体としては初となるトヨタ自動車のFCトラックを活用した輸送実証が本県で行われることに対し、「今回の実証結果を通じて、改良されたFCトラックが市販化されることを楽しみにしています。県議会としましても、燃料電池自動車(FCV)の普及ならびに水素ステーションの整備について、県執行部と連携して取り組んでまいります」とあいさつしました。
(株)QPS研究所および九州電力(株)表敬訪問
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7月20日、(株)QPS研究所 大西俊輔代表取締役社長をはじめ、九州電力(株)など関係者の皆さまが県議会を訪問され、秋田章二議長、十中大雅副議長がお迎えしました。
大西社長から、県内17社のものづくり企業と協力して開発・打ち上げを行った超小型レーダー衛星「イザナミ」が高解像度の画像取得に成功したとの報告があり、秋田議長は、「コロナ禍で気分が落ち込んでいる中、このような夢のあるプロジェクトを進められていることは県民にとって大変心強いことです。今後も県行政と一体となって、このプロジェクトに協力していきたいと思います」とあいさつしました。
代表者会議と議会運営委員会
代表者会議
代表者会議は、議長・副議長および議会内で5人以上の所属議員を有する会派の代表者により構成され、議会の行事に関すること、議員定数に関すること、改選に伴う初議会の運営に関すること、その他議会運営上必要と認める事項などについて協議し、会派間の意見を調整するために設置されています。
議会運営委員会
議会運営委員会は、会期、議事日程、会期の延長・休会、特別委員会の設置・改廃、議会関係の条例や規則の制定・改廃など、議決を必要とする案件の取り扱いを協議し、また、議長の諮問に応えるなど、議会の円滑な運営を図るために設置されています。(◎印は委員長、〇印は副委員長)
常任委員会
常任委員会は、その所管に属する県の事務に関する調査および議案、請願などを審査するために設置されています。本県議会においては、総務企画地域振興、厚生労働環境、県民生活商工、農林水産、県土整備、建築都市、文教、警察の8つの常任委員会が設置されています。今回は次の3つの委員会を紹介します。(◎印は委員長、〇印は副委員長)
総務企画地域振興委員会
総務企画地域振興委員会は、行財政対策、職員の定数・給与および勤務条件、財産の取得・管理および処分、消防防災対策、県行政の総合企画および総合調整、地域振興、ITの進展に伴う情報化の推進、交通政策、国際化の推進、地方税制などについて、審査および調査を行っています。
厚生労働環境委員会
厚生労働環境委員会は、社会福祉事業の推進、社会保障制度の充実、援護対策、保健・医療ならびに環境衛生、自然環境の保全、中小企業などの労働福祉の推進、雇用・就業対策などについて、審査および調査を行っています。
県民生活商工委員会
県民生活商工委員会は、NPOなどとの協働の推進および生涯学習の振興、県民の文化およびスポーツの振興、男女共同参画社会の推進、安全・安心まちづくりおよび消費者政策の推進、中小企業振興、先端成長産業の育成、観光振興、企業立地の推進などについて、審査および調査を行っています。