温暖な気候と豊かな
自然に恵まれた福岡県は、
野菜、果物、米、肉……と、
数多くの県産ブランドを持つ
全国に名だたる農林水産物の生産県。
こだわりの逸品がそろっています。
深いうま味とコクが広がる
香り豊かな銘茶
まろやかな甘みとうま味が特長の「八女茶」は、全国茶品評会で数々の受賞歴を誇る高級茶として知られます。稲わらなどの天然素材で日光を遮って栽培し、手摘みにより収穫を行う「八女伝統本玉露」は平成27年、国の地理的表示保護制度(GⅠ)にお茶として初めて登録されました。
やわらかな肉質、
口に広がるジューシーな肉汁
「博多和牛」とは、生産者として登録された農家が、県産の稲わらなどで育てた肉質が3等級以上のものをいいます。やわらかな肉質が自慢で、和牛肉の九州大会において最高位の金賞を受賞しました。
やわらかく、噛むほどに
うま味が増す、こだわりの味
水炊きやがめ煮など福岡の郷土料理に適した鶏肉を届けたい、と30年前に大シャモをベースに県が独自に開発した「はかた地どり」。その後、うま味成分のイノシン酸を多く含む在来品種「サザナミ」を掛け合わせることで、やわらかく、歯切れのいい肉質を誇る鶏肉となりました。
蜜のように甘く、
トロリとなめらか
県の農林業総合試験場豊前分場が開発し、平成18年に品種登録された「とよみつひめ」。県内でしか栽培されていない福岡限定のいちじくで、糖度が高く果肉は肉厚で、なめらかな食感が特長です。豊前の「豊(とよ)」と、甘さを象徴する「蜜(みつ)」にかけて命名されました。
農林水産物を食べて応援!
農林漁業を体験してみよう!
県産農林水産物を積極的に購入することで、本県の農林漁業を応援する「ふくおか地産地消応援ファミリー」。田植えや加工品づくりなどの体験ツアーを催し、食を支える農林水産業への理解を深めています。
福岡の多彩な食の魅力を
応援の店で味わおう!
年間を通じて県産の農林水産物を使った料理などを提供している飲食店や菓子店「ふくおか地産地消応援の店」。現在、約1300店舗が認定されています。中でも、昨年、第9回地産地消給食等メニューコンテストで、農林水産大臣賞を受賞した県庁11階の「よかもんカフェ」では、地場の食材や調味料を使った日替わり弁当をはじめ、カフェメニューを展開しています。
体験を通じて伝える、食育
地域活性化や国際交流にも貢献
福岡県の農林水産物の消費拡大につながる活動や農山
漁村地域での社会貢献活動に取り組む企業や団体が参加。
応援団体の九州電力株式会社福岡支社では、公益財団法人オイスカ西日本研修センターと「きゅうでん米作りプロジェクト」を発足。都市部の親子を対象とした田植えや稲刈り体験などを行っています。
食や農林水産業への
理解を深めてもらおうと、
福岡県では、「食育・地産地消
県民運動」を展開。
家庭や学校、店舗、企業、団体で、
さまざまな取り組みを
行っています。
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