伝統的工芸品の産地再生に取り組む事業者の創出を目的に、県が実施する「リーディングカンパニー創出事業」。本事業を通じて有限会社坂田織物から久留米絣の新ブランド「sakata」が誕生しました。1stコレクション「haori(羽織り)」は、コンサルティングを手掛けた中川政七商店のオンラインショップで販売されています。

4月13日、新たなイノベーションの創出を目指し、県では初となる大学との包括連携協定を九州大学と締結しました。この協定の下、創業・ベンチャー支援、脱炭素分野への参入支援、新規プロジェクトの立ち上げなどに取り組みます。これにより本県の産業振興、地域課題の解決につなげていきます。

久留米市で農業を営む宇佐川美奈うさがわみなさんは、10年で地域のトップクラスにまで経営規模を拡大し、子育て中の女性が働きやすい環境づくりなど、女性の視点を生かした経営を行っています。こうした取り組みが評価され、「令和3年度農山漁村女性活躍表彰」の若手女性チャレンジ部門において、福岡県で初めて、最高位の農林水産大臣賞を受賞されました。

障がいのある全ての選手が共に挑み、競い合い、スポーツの楽しさや素晴らしさを感じることを目的に、これまで障がいの区分で２つに分けて開催していた大会を統合し、第1回福岡県障がい者スポーツ大会を4月30日、5月8日、14日に開催しました。大会では陸上競技やボッチャ、卓球などのさまざまな競技が行われました。

県では、近年の水災害の激甚化・頻発化を踏まえ、河川の流域全体で行政や民間企業、住民などあらゆる関係者が水災害対策に取り組む流域治水を推進しています。
　これまでの河川や下水道の整備だけでなく、水田や公園に雨水を貯留・浸透させ、河川への流出を抑制する対策などに取り組む二級水系の「流域治水プロジェクト」を3月に公表しました。
　今後、このプロジェクトに基づいて流域治水を推進し、より一層、防災・減災・国土強靭化に取り組んでいきます。