Fukuoka Pride Food
「一本槍」は、筑前海で釣り上げられた胴長15センチ以上のケンサキイカのブランド。お店で楽しむ活き造りはもちろん、鮮度そのままに冷凍した「一本槍」も通販などで流通するようになり、絶品の歯応えと甘さで人気です。
活き造りも冷凍イカも。水揚げした鮮度のまま食卓へ
新鮮な魚介が自慢の福岡県でも、とりわけ人気があるケンサキイカ(通称ヤリイカ)の活き造り。透明で肉厚の身はコリコリとした歯応えに加え、かめばとろりとした甘みが広がる絶品の味わいです。
そのおいしさを約束するブランドが「一本槍」。民謡「黒田節」に歌われる三名槍の一つ「日本号」の逸話にちなんで名付けられました。筑前海の漁師が一本一本丁寧に釣り上げる「一本槍」は、夏に向かって徐々に漁獲量が増え、まさに旬を迎えます。
早朝に出港した船が漁を終えて港に戻ると、何台もの活魚車(かつぎょしゃ)がその到着を待っています。水揚げされたばかりの「一本槍」は、飲食店で新鮮な活き造りを楽しめるのはもちろん、最近では冷凍タイプの「一本槍」も発売され、家庭でも取れたてのおいしさがそのまま味わえると人気です。
港にある加工所では4年前から急速冷凍システム「IQF※」を導入し、取れたばかりの「一本槍」をマイナス32度で急速冷凍。こうすることで、解凍後も鮮度が保持できるだけでなく、甘みも増した、うまみたっぷりの味わいを楽しめるようになりました。
活き造りにも負けない「一本槍」を家庭でも楽しめる。食卓の笑顔が福岡県の新しい自慢です。
※IQF=Individual Quick Frozen(個別に素早く凍結する)
ラーメンのために開発され、県内限定で生産される「ラー麦」を使ったおいしい商品が全国へ広がっています。
福岡生まれの「ラー麦」。新たな魅力も
県内のラーメン店やスーパーでよく見かけるようになったこのマーク。これは福岡県が全国に先駆けて開発したラーメン用の小麦「ラー麦」を使っている証し。「博多ラーメン」や「久留米ラーメン」などに代表される福岡県のラーメンの魅力をさらに高める、地産地消のおいしさを表すマークです。現在、ラー麦は200店舗を超える飲食店で提供されています。
「ラー麦で作られた麺はコシが強く、風味やのどごしの良さが魅力です」と話すのは“棒ラーメン”でおなじみ、株式会社マルタイの長尾健太郎(ながおけんたろう)さん。
昨年、夏季限定で発売したラー麦100%の「担々まぜそば」と「冷やし中華」は麺がおいしいと完売。好評につき、今年は昨年の2倍の生産数量で販売されることになりました。
「ラー麦は外国産の小麦にはない、なめらかでモチモチとした食感が特長です。ゆでた直後に水で締めることで、ラー麦のおいしさをさらに引き出すことができます」と長尾さん。「福岡県が開発した小麦を県内の生産者さんが育て、地元の製粉会社が小麦粉にする。それを私たちが麺にするという地域のつながりを続けることで、地産地消に貢献できればと思います。ラー麦の魅力を全国に広げることも大きな夢です」。
福岡県が作ったこだわりの小麦。今年の夏はピリッと辛い「ラー麦担々まぜそば」と、さっぱりとした「ラー麦冷やし中華」をぜひご家庭でご賞味ください。
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「ひき肉でそぼろを作ったり、薬味を使ったり。トッピングにも工夫を凝らすことで、よりおいしく仕上がります」と長尾さん
株式会社マルタイ
福岡市西区今宿青木1042-1
電話:092-807-0711
ホームページでは「ラー麦担々まぜそば」と「ラー麦冷やし中華」の通販も