福岡県青少年科学館は、科学技術の目覚ましい進歩に合わせて、平成2年の開館から何度も展示リニューアルを行ってきました。平成30年4月14日に完成した7度目のリニューアルでは、大部分の展示物が新しくなりました。新たな展示はもちろん、変わらない人気を誇るコーナーもご紹介します。
「子どもたちに不思議や驚き、そして感動を体感してもらい、知らないことを吸収する意欲につなげてもらいたい」と、今回のリニューアルについて熱く語る科学教育グループチームマネージャーの川口純(かわぐち じゅん)さん。リニューアルのポイントは次の四つで、参加性の高い体験型展示、科学の面白さを感じる展示、新鮮で感動を与える展示、そして科学技術の進歩を反映した展示とのこと。「これらを実現するために、子どもたちが展示物に直接触れながら、試行錯誤できる『ハンズオン』という展示手法を採用したんですよ」と川口さんは続けます。子どもたちが積極的に参加し、それぞれの展示物を手に取り、試行錯誤の数だけ感動できる、何度も訪れたくなる場所を目指しています。
宇宙船に乗った気分で、遠い宇宙から地球までの旅を体験できる
足元に映し出される映像は、引き込まれそうなくらい迫力満点!!
自分がデザインした星が大画面で動きまわる。恒星、惑星、衛星などの天体の種類と自転や公転について学ぶことができる
宇宙のつくりはまだまだ不思議なことがいっぱい!
ペダルをこいだり、レバーを押したりして発電し、プロペラを飛ばそう
体を使って科学を体験しよう!!
100人程度を収容できる多目的スペース。大気圧実験や科学マジックなど、日替わりでサイエンスショーを開催
北九州市を代表するロボットメーカー安川電機の協力で最新鋭の小型ロボットアームが登場。パーツを選ぶとロボットアームがロボットを組み立てていく様子を楽しめる
作成できるロボットは81パターン!!自分だけのロボットをつくってみよう
テーブルに設置されたマイクロスコープを使って昆虫や植物など、いろいろなものを拡大して観察。最大200倍の世界を体感できる
見慣れたものでもミクロの世界は感動がいっぱい!!
5階にある天体観測室では、毎週土曜日に、口径200ミリメートル、コンピューター制御の巨大天体望遠鏡で真昼の天体観察を実施
100万ボルトの放電実験など、迫力満点のショーを間近で体験
全国でも珍しい放電実験は一見の価値あり!!
福岡県青少年科学館
所在地 久留米市東櫛原町1713(中央公園)
電話0942-37-5566 ファクス0942-37-3770
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