「人と動物、環境の健康は一つ」と考えるワンヘルスの理念に基づく行動や活動を推進し、人と動物の共通感染症をはじめとしたワンヘルスに関する課題に取り組むため、議員提案により条例が制定され、1月5日に施行しました。条例には、ワンヘルスの実践に係る基本方針の他、その基盤となる措置などに関し必要な事項を定めています。
　今後、県では、条例に基づく計画を策定し、ワンヘルスに関する理解を促進するため県民の皆さまの啓発や子どもたちへの教育を進めていきます。

薬局機能を搭載した車両「モバイルファーマシー」が1月20日にお披露目されました。この車両は、公益社団法人福岡県薬剤師会が県の補助を受けて購入したもので、発電機、水タンクなどを備え、電力や水の途絶えた被災地でも医師の処方に基づく調剤を行うことができます。災害発生時に医薬品を速やかに搭載して出動できるよう、県と福岡県薬剤師会、福岡県医薬品卸業協会の3者で連携して運用していくこととしています。