博多っ子母さんたちの「もったいない」をカタチに
豆絞りや小紋(こもん)のカラフルな色柄を組み合わせたパンツは、博多祇園山笠の手ぬぐいを乳幼児用の普段着としてリユースしようと考えたことがきっかけで誕生しました。「母親同士で余った手ぬぐいの使い道を話していた時にアイデアが生まれました。日本手ぬぐいの通気性と吸水性、ソフトな風合(ふうあ)いを生む伝統技法である和ざらしの特性は子ども服にぴったり」と話すのは、開発者の神戸海知代(かんべ みちよ)さん。手軽に洗え、着る楽しみや成長に合わせたカスタマイズもできる実用性から、多くの子育て世代の反響を呼んでいます。
株式会社かんべ笑会
所在地 福岡市中央区渡辺通2-4-8福岡小学館ビル5F
電話090-9392-3201
ファクス092-519-5033
http://canbe-shokai.com/
母乳育児の悩みをオシャレに解決
「これ1枚でスマートな授乳を」をコンセプトに、来客中や外出中でも人前でいかにスピーディーに授乳できるかを追求した授乳服は、開発者・末次薫(すえつぐ かおる)さんの経験を基に誕生したもの。授乳ケープの代わりとなるドレープをデザインし、フロントの上部にはファスナーが装着されています。「ファスナーを開けると、赤ちゃんを授乳口まで誘導でき、顔を見ながら安心して授乳できます。授乳期が終わっても普段着として長く着てほしい」と、末次さん。当事者としての熱意が生んだ、ファッション性の高さも魅力です。
LVUCO MOM(ルブコマム)
所在地 福岡市南区平和1-21-57-311
電話092-523-8336
https://lvucomom.com/
九州愛を表現する伝統織物のアクセサリー
着物を着る機会が減った昨今、「九州の伝統的な織物を、手軽に日々のファッションに取り入れてもらいたい」との思いから生まれたピンバッジ「72(nana-tsu)」。発案者の綿瀬麻意子(わたせ まいこ)さんが九州・沖縄の織物の端材を使って商品化しました。「織物を集めるため、九州各県の織元さんに出向き、思いを共有しながら作り上げた」というアイテムは、模様や風合いが一つ一つ異なり、金属部分は職人が手作業で磨き上げた一点物。さりげないオシャレに、九州愛が光ります。
ITOHEN(イトヘン)
所在地 北九州市戸畑区銀座1-1-24-205
電話080-8361-4163
https://www.itohen.shop/
みそをおいしくアレンジ。手軽なわくわく感を食卓へ
“生まれも育ちも嫁ぎ先もみそ屋”という安藤久代(あんどう ひさよ)さんが、日本の伝統食材であるみそを現代のライフスタイルに合うようにアレンジした商品。「林檎とシナモン」、「玉葱と生姜」など、みそとの意外な組み合わせが和洋食の域を超えて食卓の楽しみを増やしてくれます。福岡県産の素材・無添加のこだわり、みその持つ多様性を花に投影したロゴデザインが目を引き、ギフトとしても好評。「今後もみその魅力や新しい可能性を引き出せる商品を開発していきたい」と語ります。
福岡県産の大豆や麹(こうじ)を使った生みそも人気
みそらぼ
所在地 飯塚市横田515-1ラグエクリュA3
電話050-5216-3400
https://www.misolabo.com/
Copyright © 2021 Fukuoka Prefecture. All rights reserved.