テイクアウトなどで購入した料理の画像をSNSで紹介し合う「#エール飯」。
コロナ禍の中、県内でも多くの自治体や商工会議所などが、購入者にSNSへの投稿を促したり、テイクアウトなどが可能な飲食店を掲載したウェブサイトを開設したりと、地域の飲食店を応援する取り組みを始めています。
今回は、各地域でテイクアウトを提供している皆さんの自慢の料理と、料理にかける思いをご紹介します。
※6月1日時点の情報。金額は全て税込み価格
#宗像エール飯
〈宗像市〉
(左から)「ローストビーフ小箱寿司」(1080円)はA4等級以上の九州産の黒毛和牛を使用/「タイの小箱寿司」(1080円)/「むなかた穴子小箱寿司」(1296円)はアナゴをやわらかく煮込んで酢飯の上に
「ありがたいことに、お弁当の全種類を食べられた方もいらっしゃいます」。そう語るのはオーナーシェフの山口和洋(やまぐち かずひろ)さん。テイクアウトメニューとしてはじめた小箱寿司は玄界灘の天然マダイの刺身や、宗像産天然アナゴの煮付け、そして、九州産の黒毛和牛のローストビーフなど、メインの料理が、土鍋で炊かれたご飯の上に並びます。その美しさはお客さまの心をしっかりキャッチ。「おいしい野菜や地魚など、地元の食材をゆっくり味わってほしい」と、山口さんが「和ごころ」をオープンしたのは2年前。それまでは、大分の旅館で腕を磨いていたそう。県産水産物を取り扱う「ふくおかの地魚応援の店」でもあり、「特に夏は、鐘崎漁港に水揚げされるアナゴがおいしくなるんです」と言います。
いつもは、ランチやディナーにお手頃なコース料理を提供していますが、今は、テイクアウトのみ。それでも注文ごとにご飯を土鍋で炊き、変わらぬ気持ちを込める山口さん。お客さまから「コロナに負けずに頑張りましょう」とエールを受けたそう。「自宅に居ながらもお客さまを笑顔にできるように、ささやかながら“エール飯”を出し続けたいと思います」。
所在地 宗像市江口534-3
営業時間 11時から15時、18時から21時
休業日 月曜日
電話0940-62-6962
テイクアウトなどが可能な
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