福岡県の東南部、英彦山の麓で豊かな自然の恵みを受ける添田町。四季を感じながら子どもを育てたいと考える人におすすめ。子育て支援が充実し、町全体で子育て家族を応援します。
「いつか自分が作った料理を食べてもらえるお店を出したい」。神戸で夫とカフェを営んでいた中村さんは、出産を機に、生まれ育った添田町に戻り、150年以上続いた実家のしょうゆ蔵を改装し、レストランを出店することを決意。しかし「お店を出すと決めた当初は両親に心配されて」と、振り返ります。開業準備に時間はかかりましたが、イタリアンレストラン「ヒシミツ」を開業して3年が経ち、今では北九州や福岡からの来客も多く、地元に欠かせない人気店となっています。
「英彦山(ひこさん)の水がおいしいんです。米や野菜だけでなく、ジビエもあります。一度離れたからこそ地元の良さに気付けました」とにっこり。添田町の新鮮な野菜やキノコを使ったピザは、「ヒシミツ」の人気メニュー。年配農家の人も「作った野菜たちをこんなすてきなメニューにしてくれてありがとう」と喜んでくれるそう。
月に数回は夫が住む神戸と添田町を行き来する中村さん。家族全員で一緒に過ごす時間は限られていますが、都会にはない自然の中で子育てができる環境も添田町の魅力の一つです。子どもは両親の他に、近所の人にみてもらうこともあり、「移住して良かったです。町役場の人が様子を見に来てくれることもあって、地元の人が応援してくれているのを感じます」と話します。
豊かな自然の中、温かい人に囲まれながらできている仕事と子育ての両立。これからも人に喜んでもらえることを続け、町の良さを最大限に引き出し、発信していきたいと夢を語ってくれました。
イタリアンレストラン経営
1
740年に創建されたといわれる英彦山神宮奉幣殿。国指定重要文化財
彦山川の周辺に広がる田んぼ
英彦山に続く山々の緑と清らかな彦山川(ひこさんがわ)が添田町のイメージ。おいしい野菜や米も自慢
2
店内には長年使われたしょうゆ樽が残されている
人気のしょうゆのもろみを使ったピザと季節野菜のミックスピザをハーフ&ハーフで
出産奨励金 | ||
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出生児第1・2子は | → | 10万円を支給 |
第3子 | → | 20万円を支給 |
第4子以降 | → | 50万円を支給 |
育児奨励金 | ||
3子以上養育 | → | 月1万円を支給 |
※3歳まで | ||
子ども医療費支給制度 | ||
中学生以下の子ども医療費を無料化 |
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