福岡県はイチジクの栽培面積が全国第3位。
県内でしか栽培されていない「とよみつひめ」は特に糖度が高く、5月から11月にかけて出荷される福岡自慢のイチジクです。
そのまま食べるだけでなく、さまざまなスイーツや加工品にも使われている福岡県産のイチジク「とよみつひめ」。従来の品種に比べ糖度が2度ほど高く、肉厚な果肉、滑らかな食感が特長です。平成18年、県農林業総合試験場豊前分場が長年の交配を経て開発した品種で、栽培できるのは県内の契約生産者・生産団体だけというご当地フルーツです。
「よりおいしい実を付けるためには土作りが大事。自家配合の堆肥にスモークチップを混ぜることで、土壌に適度なすき間ができ、水はけや通気性が良い土になるんです」と話すのはJA筑前あさくらとよみつひめ部会の部会長である内田為信(うちだ ためのぶ)さん。手間暇かけて世話をしてきたとよみつひめはハウス栽培、露地栽培を組み合わせて、5月下旬から11月に収穫します。朝一番で収穫するのは、品温を上げないようにして果実の品質を保つため。選果や配送も低温管理を徹底し、10度前後の冷蔵のまま福岡や京都、東京などの市場へ送られます。
皮が薄いとよみつひめは、皮ごと丸かじりしたり、凍らせてシャーベットにしたりするのもおすすめの食べ方だそう。スイーツショップやレストランでも「とよみつひめ」を使った商品が好評で、全国にファンが増えています。
スモークチップ入りの自家配合の堆肥がおいしさの要
とよみつひめをぜいたくに使ったタルト。毎年夏から秋に全国の「キルフェボン」で販売され、好評
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