県議会の最近の取り組みについて、その一部の概要を紹介します。
2月定例会において、予算特別委員会が設置され、平成29年度福岡県一般会計予算など20件の当初予算議案の審査を行いました。
審査に当たっては、二元代表制の趣旨を踏まえ、特に県政の重点課題を中心に多岐にわたって活発な議論が交わされました。審査の過程において議論された主な内容は次のとおりです。
このほか、医療情報ネットワーク、5歳児健診、福岡県地球温暖化対策実行計画、県産材の供給力強化、北部九州の自動車産業振興、創業支援、県住宅供給公社の空き家対策、性犯罪の撲滅、高齢運転者の事故抑止対策など、多岐にわたって質疑、要望がなされました。
議案審査終了後、付託を受けた20件の議案について採決を行い、いずれの議案も原案のとおり可決しました。
5月16日、九州各県議会議長会議が鹿児島市において開催され、中尾正幸議長と佐々木徹副議長が出席しました。
会議では、本県提案の「勤務獣医師の人材確保について」、「鳥獣被害防止対策の充実について」など、各県議会から提案された23の議案について審議を行い、九州各県議会議長会の要望事項として関係省庁に提出することなどが決定されたほか、「北朝鮮の暴挙に抗議し国際社会の平和と安定の確保を求める決議」および「北朝鮮による日本人拉致問題の早急な解決を求める決議」が議決されました。
【臨時会の開催状況】
5月22日に開かれた5月臨時会において、議長・副議長の選挙、常任委員会・議会運営委員会委員の選任などが行われ、議会の新しい体制が発足しました。
議長 樋口 明
(ひぐち あきら)
会派名 : 自民党県議団
副議長 守谷 正人
(もりや まさと)
会派名 : 民進党・県政県議団
4月24日、九州・沖縄未来創造会議プロジェクトチームの会議が長崎県庁で開催され、本県議会から松尾統章議員、守谷正人議員、大塚勝利議員、吉武邦彦議員が参加しました。
この会議は、九州各県議会議長会から諮問された「九州・沖縄が一体となった海外戦略」について検討・協議を行っており、今回は、九州・沖縄が一体となって取り組む2019年・2020年に向けた観光戦略や農水産物の輸出戦略などに関するこれまでの議論をとりまとめた提言(案)が議題とされました。
本県の議員から、提言事項のうち「九州各県による海外事務所の共同設置」に関し、各県の海外戦略を踏まえた海外事務所の役割の明確化と各県の負担の公平化が必要との意見や既に複数県が設置している事務所の統合も必要との意見が出されるなど活発な議論が交わされました。提言案は次回継続協議となりました。
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就任にあたって
第67代福岡県議会議長に推挙を賜り、大変身に余る光栄でありますとともに身の引き締まる思いでございます。
もとより浅学非才な私でございますが、二元代表制の一翼を担う県議会の公正かつ円滑な運営に心がけ、ひいては福岡県政発展のために全力を尽くしてまいる所存でございます。
福岡県議会議長 樋口 明