商品開発にデザインを活用し、新たなビジネスの展開につなげるためスタートした「福岡デザインアワード」は、平成29年度で19回目を迎えました。
平成28年度に大賞を受賞した「博多水引ボトルリボン」をはじめ、福岡デザインアワードを通じて、長く愛される「福岡発」の魅力的な商品たちが、日本全国、そして世界に広がっています。
商品開発にデザインを活用し、新たなビジネスの展開につなげるためスタートした「福岡デザインアワード」は、平成29年度で19回目を迎えました。
平成28年度に大賞を受賞した「博多水引ボトルリボン」をはじめ、福岡デザインアワードを通じて、長く愛される「福岡発」の魅力的な商品たちが、日本全国、そして世界に広がっています。
ワインや日本酒を華やかに飾る「博多水引ボトルリボン」。ボトルにスッとかけるだけで、幸せを運ぶ特別な贈り物やおもてなしのアイテムへと変化させてくれます。
ご祝儀袋にも見られるように、昔から水引を結ぶことで“贈り物に心を込める”文化を育んできた日本人にとって、この商品のコンセプトと美しいデザインは、懐かしさと新しさが融合したもの。福岡だけでなく、日本全国で多くの人の心をつかんでいます。
その魅力は、福岡県のシンボルである梅の花を用いた立体的で美しいデザイン。「『博多水引』は博多らしさを感じさせるシンプルでエネルギッシュなデザインが特長。キュッと締めて立体的にした梅の花は『博多水引』の高度な技術力があるからこそできる技です」と、開発者の長澤宏美(ながさわひろみ)さんは話します。
「博多水引」を生み出したのは、長澤さんのお父さま。その技術を受け継ぎながらも、広告代理店でグラフィックデザイナーとして勤務した経歴を持つ長澤さんは、そこに独自のモダンなデザインを加え、新たな水引を生み出しています。「結び方や本数などは基本と伝統に忠実に。でも、色違いやデザインは革新的に」と長澤さん。水引の文化を現代のライフスタイルにマッチさせた「博多水引ボトルリボン」は、古来より受け継がれた日本人の思いと博多の“粋”を私たちに思い起こさせてくれる逸品です。
「水引業界全体を元気にしたい」と話すながさわ結納店の長澤宏美さん
1/ベチベルミストPRO
株式会社アルサ
2/二丈紅白米(にじょうこうはくまい)
ゴー オーガニクス ジャパン
3/SALON DE AMBRE
(サロン・ド・アンブレ)
奈良漬 × クリームチーズ
有限会社奈良漬さろん安部
4/アサヒメディカルウォーク
WKL003、WKM003
株式会社アサヒコーポレーション
5/Haori Cup
奈須田友也
6/神棚「奉(まつ)り」
有限会社アマート
これまで県内に事業所を置く企業に限定していましたが、今回より全国から出品を募ります。デザインアワードに参加することでさまざまな評価とアイデアを得られ、商品開発にも磨きがかかります。また、入賞することで販路の獲得にもつながります。
[ 募集スケジュール ]
■応募期間/平成29年6月2日(金)~8月10日(木)
■1次審査(書類審査)/平成29年9月上旬
■2次審査(公開審査)/平成29年11月7日(火)
■表彰式/平成29年11月8日(水)
■審査会場/JR九州ホール(福岡市博多区博多駅中央街1-1)
■応募方法/公式サイト(http://award.fida.jp)より受付
■問い合わせ/福岡県産業デザイン協議会事務局
電話 : 092-643-3591 ファクス : 092-643-3427
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