本県は、4年連続で豪雨災害に見舞われています。令和2年7月豪雨では、死者を含む人的被害、住家の全半壊や床上・床下浸水などの被害が県内の広範囲で発生しました。
自分の命、大切な人の命を守るためには、日頃から防災意識を持ち、災害に備えることが何より重要です。
令和2年7月豪雨時に浸水した大牟田市の小学校
警戒レベルとは、自らの判断で避難行動できるよう、気象庁が出す防災気象情報(警戒レベル1~2)と市町村が出す避難情報(警戒レベル3~5)のことです。市町村から、警戒レベル3または4が発令された地域にお住まいの人は、速やかに避難してください。
※警戒レベル3は「避難に時間を要する人とその支援者」以外の人も、危険を感じたら自主的に避難するタイミングです
※警戒レベル4の「避難指示」は、従来の「避難勧告」・「避難指示(緊急)」が一本化されたものです(令和3年5月法改正予定)
災害時は、危険な場所にいる人は避難することが原則です。避難する場合は、感染症対策を踏まえた避難行動を!
- 在宅避難
-
自宅で安全を確保できる場合は、在宅避難を検討しましょう
- 分散避難
-
安全を確保できる親戚や知人宅、ホテルなどへの避難も検討しましょう
※豪雨時の屋外の移動は車も含め危険です。また、やむを得ず車中泊をする場合は、安全確認を十分に行ってください
- 身近な避難所への避難
-
避難所に入る前に、体調チェックを行う他、避難所では、咳エチケットなどの対策を徹底しましょう
避難所の開設情報は、
福岡県避難所・避難情報 検索
- 感染対策グッズを持参
-
避難する際は、マスク、消毒液、体温計などを持参しましょう
※マスクがないときは、鼻と口を覆える大きさの手拭いやハンカチでも代用できます
※アルコール消毒液がないときは、ウェットティッシュでも代用できます
問い合わせ:消防防災指導課 ☎092-643-3113 ファクス092-643-3117
- 自宅や職場などの災害リスクを確認
-
市町村から配布されたハザードマップや下段の避難行動判定フローをチェックしましょう
※ハザードマップとは浸水や土砂災害が発生するおそれの高い区域を着色した地図のことです
▲直方市のハザードマップ
(↑運営:国土交通省)
- 最寄りの避難先を確認
事前に避難経路を歩いてみましょう
- 災害時の連絡方法を確認
-
大切な人と連絡をとる方法を決めておきましょう
※災害時は電話がつながりにくいため、SNSや災害伝言サービスを利用しましょう
- 災害時に必要なものを準備
荷物は重くならないよう必要最小限にまとめ、すぐに持ち出せるよう準備しましょう
県公式LINEに防災メニューが登場!!
避難行動判定フロー
ハザードマップで自分の家を確認
家がある場所に色が塗られていますか?
色が塗られていなくても、周りと比べて低い土地や崖のそばなどにお住まいの人は、市町村からの避難情報を参考に、必要に応じて避難してください
災害の危険があるため、原則として
自宅の外に避難が必要です
次の条件を満たす場合、自宅などにとどまり安全確保をすることも可能です
■洪水の場合(次の2つの条件を満たすことが必要)
①家屋が倒壊・崩壊する恐れがない(家屋倒壊等氾濫想定区域外である)
②浸水する深さよりも高い部屋に避難が可能であり、浸水しても水が引くまで十分な水・食料などの備えがある
■土砂災害の場合
十分堅固なマンションなどの上層階に住んでいる
ご自身または一緒に避難する人は避難に時間がかかりますか?
安全な場所に住んでいる親戚や知人宅に
身を寄せられますか?
警戒レベル3が出たら、安全な親戚や知人宅に避難しましょう
警戒レベル3が出たら、指定緊急避難場所に避難しましょう
安全な場所に住んでいる親戚や知人宅に
身を寄せられますか?
警戒レベル4が出たら、安全な親戚や知人宅に避難しましょう
警戒レベル4が出たら、指定緊急避難場所に避難しましょう
問い合わせ:防災企画課 ☎092-643-3112 ファクス092-643-3117