日頃の備えが、「命」を守る

 近年、平成28年熊本地震や平成29年7月九州北部豪雨など大規模な災害が発生しています。災害は、「とき」「ところ」「ひと」を選びません。被害を最小限に抑えるためには、日頃から防災意識を持ち、災害に備えるとともに、地域ぐるみで防災体制を確立していくことが重要です。

警戒レベル4で全員避難!

 どのくらい危険な災害で、そのときにどんな避難行動をとればいいのかを5段階の警戒レベルで表しています。警戒レベルが出されたら注意が必要です。市町村から警戒レベル3または4が発令された地域にお住まいの人は速やかに安全な場所へ避難してください。
 また、新型コロナウイルスなど感染症がまん延している状況で避難する場合は、避難所だけでなく知人・親戚宅への避難も検討してください。避難する際は可能な限りマスク・消毒液・体温計・タオルなどを持参し、避難先では手洗い・咳エチケットなどの感染予防を徹底してください。

警戒レベル 図

問い合わせ:防災企画課 ☎092-643-3112 ファクス092-643-3117

自宅の「災害危険度」や避難経路を確認しよう!

 多くの市町村では、災害が起きる危険な場所や避難所などを示した、ハザードマップを作成・公開しています。各種ハザードマップでは、土砂災害・洪水・浸水など、それぞれの災害がどの場所で起きる可能性があるのか知ることができます。
 日頃から自分が住んでいる地域がどのような災害の危険性があるのかを確認しておくとともに、最寄りの避難場所までの安全な避難経路を検討しておきましょう。
 ハザードマップについては、各市町村の防災担当課までお問い合わせください。

防災情報を入手しよう!

 平常時や非常時を問わず、普段から活用できる情報源を確認しておきましょう。

■福岡県防災ホームページ
 大雨や地震などの災害・緊急情報をトップページで確認できます。その他、河川監視カメラの画像なども随時掲載しています。
■防災メール・まもるくん
 防災気象情報や避難勧告などの情報が発表された際に、登録アドレスへメールが配信されます。ぜひご登録ください。
■福岡県防災ハンドブック(令和2年2月改訂)
 災害に関する基本的な知識に加え、災害時の留意点や水・食料の備蓄方法など「自助」「共助」に役立つさまざまなノウハウを掲載しています。

福岡県防災ハンドブック 画像

問い合わせ:防災企画課 ☎092-643-3112 ファクス092-643-3117

■福岡県総合防災情報
 道路の通行規制、河川の水位、土砂災害危険度など最新の情報を提供します。

県が管理する国道および県道の通行規制情報をお知らせします。大雨による土砂災害発生の危険度を色分けしてお知らせします。雨量や河川の水位、ダムの情報および河川監視カメラの画像を確認できます。

問い合わせ:
河川管理課 ☎092-643-3667 ファクス092-643-3669
砂防課   ☎092-643-3678 ファクス092-643-3689
道路維持課 ☎092-643-3654 ファクス092-643-3658

備蓄品を準備しよう!

飲料水・食料・調理器具など

  • 飲料水(1人1日3リットル、最低3日分)
  • 食料(最低3日分)
    (例)お米、レトルト食品、缶詰、カップ麺など
  • カセットコンロ、カセットボンベ

食料・飲料水は最低3日分、できれば1週間分準備

生活用品

  • 携帯ラジオ、懐中電灯、乾電池
  • 救急セット、医薬品
  • 簡易トイレ、トイレットペーパー、生理用品
  • 衣類(防寒具など)、軍手、雨具、タオル

感染症対策として準備しておきましょう

  • マスク
  • アルコール消毒液
  • 体温計