
福岡県は花き産業の振興と
花あふれる豊かな県づくりを目指しています。
目を引くあでやかさ 冬の鉢花シクラメン
赤、ピンク、白と冬の季節を華やかに彩るシクラメン。久留米・朝倉地域は県内有数の生産地として知られ、12月をピークに出荷されています。栽培歴40年、50品種を育てる西岡花園では、多いときは1日2000鉢を市場へ届けています。
「シクラメンは、葉、茎、花のバランスが大切です。鉢の中央に蕾を寄せ、花の高さをそろえて出荷するので、技術と手間が必要なんですよ」と西岡さんは話します。
種まきから1年かけて育て、生花店などに並びます。花は冬から春まで咲き続け、長い期間あでやかな姿が楽しめます。