田川市の
取り組み
田川市では、「どの子にも分かる授業」「情報活用能力の育成」などを目標とし、まちぐるみでICT教育を推進しています。全小中学校の普通教室に電子黒板やデジタル教科書などのICT環境を整備し、今年度中にはタブレット端末を1人1台配布することを目指しています。また、機器の整備に合わせた教員研修も行われ、実際の授業でもスムーズに導入されています。こうした取り組みは「2020日本ICT教育アワード」で文部科学大臣賞を受賞するなど、先進的なモデルとして注目を集めています。
東京2020パラリンピックに出場する海外選手を受け入れるホストタウンに登録されている田川市。ユニバーサルデザインのまちづくりに取り組む姿勢が「先導的共生社会ホストタウン」として認定されています。市街地のバリアフリー化を進め、田川市総合体育館の敷地内には車いす対応の移動可能な宿泊設備「トレーラーハウス」を整備。また、心のバリアフリー研修、地元小学生によるバリアフリーマップの作成、パラスポーツ体験などにも取り組んでいます。市民からは「外国語を生かしたボランティアがしたい」「相手国の文化を理解したい」という声も上がるなど、市民の意識も変わりつつあります。
田川市
HOT TOPICS
自治体や市民の参加型プロジェクト「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズの第2弾として、田川市を舞台に製作された青春映画。市が地元の企業・団体などと協力し市民参加のワークショップやロケの炊き出し、オーディションの実施などさまざまな形で映画製作を支援。地元の高校生も「高校生応援隊」として、脚本のアイデア出しやロケーション探しなどに取り組みました。今の田川の何気ない日常の風景や多彩な食、そこで生きる若者たちを描いた『夏、至るころ』。幼なじみの少年2人と不思議な少女が出会ったひと夏の胸騒ぎが、美しい田川の風景と和太鼓が奏でる情緒的な音楽に乗って描かれています。
詳しくはこちら▼
©2020「夏、至るころ」製作委員会
ホルモンとジャガイモの煮込み料理「ホルじゃが」、田川育ちのピュアパプリカと地元産の酢を合わせた「パプリカピクルス」は、映画をきっかけに市民が考案したオリジナルレシピ。劇中にも登場する重要な「食」のアイテムです。
詳しくはこちら▼
「地域」×「高校生」×「食」をテーマにした青春映画製作プロジェクト。従来の商業映画と違い、企画の段階から自治体や市民が参加し、地元の食材や風景がたくさん登場するのが特徴。『夏、至るころ』は、このプロジェクトの第2弾として製作されました。
上映会やロケ地巡り、劇中に登場する食事を楽しむツアーを実施予定です。詳しくは市にお問い合わせください。
Copyright © 2020 Fukuoka Prefecture. All rights reserved.