県議会の最近の取り組みについて、その一部を紹介します。
福岡県との友好提携に基づき、福岡県議会と相互訪問を行っている江蘇省人民代表大会からの招聘(しょうへい)を受け、12月20日から4日間の日程で、栗原渉議長を団長とする江蘇省友好訪問団が江蘇省人民代表大会などを訪問しました。
江蘇省人民代表大会の訪問では、婁勤倹(ろうきんけん)江蘇省人民代表大会常務委員会主任と意見交換を行いました。栗原議長は「福岡県と江蘇省の友好提携締結は27年目を迎え、議会同士のみならず、文化交流や青少年交流など幅広い分野で交流が行われています。今後も友好関係を深めていきたい」とあいさつしました。
無錫市(むしゃくし)人民代表大会の訪問では、李小敏(りしょうびん)中国共産党無錫市委員会書記と会談しました。栗原議長は「無錫は、揚子江デルタ地域の中にあり、今後の経済発展が期待される街だということがよく分かりました。福岡県も中国に一番近い地域であり、海、空、陸のインフラ整備の充実に努めています。今後も無錫市との友好交流を重ねていきたい」とあいさつしました。
今回の訪問は、昭和63年に江蘇省無錫市の名誉市民となられて以降、無錫国家高新技術産業開発区管理委員会無錫市新呉区人民政府宣伝顧問を務められるなど、長く福岡と江蘇省無錫市との交流にご尽力されている尾形大作氏にお力添えいただき、大変有意義なものとなりました。
江蘇省人民代表大会
無錫市人民代表大会
1月13日から5日間の日程で、栗原渉議長を団長とするハワイ州議会友好訪問団が、米国ハワイ州を訪問しました。
今回の訪問では、デービッド・イゲ ハワイ州知事や上院・下院両議長を訪問し、ハワイ州議会の開会式では、来賓として紹介され、温かい拍手が送られました。
この他、第二次世界大戦やベトナム戦争などの戦没者が永眠する国立太平洋記念墓地での献花、ジョージ・アリヨシ元州知事、駐ホノルル伊藤康一総領事にもご出席いただき、ハワイ福岡県人会との懇談会を行うなど、大変有意義な訪問となりました。
ハワイ州政府庁舎
1月29日、「第165回全国都道府県議会議長会定例総会」が東京都で開催され、本県議会から原中誠志副議長が出席しました。
総会では、本会の活動に係る令和2年度予算(案)が審議され、原案のとおり決定されました。
この他、「地方行財政の課題」と題し、総務省の黒田武一郎事務次官による講演が行われました。
1月31日「令和元年度九州各県議会議員交流セミナー」が大分市で開催され、本県議会から27人の議員が参加しました。
本セミナーは、九州各県議会議員が一堂に会し、共通する政策課題などについて情報及び意見交換を行うことにより、政策提案能力とその他議会機能の充実を図るとともに、議員間の親睦を深め、共に九州の一体的な発展と地方主権の確立を目指すもので、今回が8回目の開催となりました。
今回は、公益財団法人 九州経済調査協会調査研究部 大谷友男次長による「スポーツの成長産業化と九州創生」など2つの講演が行われ、九州各県から参加した約160人の聴講者は講師の話に熱心に耳を傾けていました。
1月26日から5日間の日程で、栗原渉議長を団長とするバンコク都議会友好訪問団がタイ王国を訪問しました。
今回の訪問では、本県議会と友好提携を結び、相互交流を続けているバンコク都議会を訪問し、在福岡タイ王国総領事館開設へのお礼と、両地域の交流促進などについて意見交換を行いました。
また、商務省やタイ国政府観光庁、日本式教育を実践されている柳川高等学校附属タイ中学校などを訪問しました。
柳川高等学校附属タイ中学校
Copyright © 2020 Fukuoka Prefecture. All rights reserved.