小川知事が県内各地に出向き、県民の皆さんと直接触れ合う「知事のふるさと訪問」。県内有数のフルーツの産地で、古き良き町並みが残るうきは市を訪れました。
新川田篭(にいかわたごもり)地区の川沿いにある集落は、茅葺(かやぶき)民家と棚田がつくる山里の風景が広がる。注連原住宅(愛称:うきはポサーダ)は、平成24年の九州北部豪雨で被害を受けた古民家を再建築した施設で、宿泊も可能。来年のオープンを予定している
地区の皆さんから現在の様子や、うきはポサーダを活用した今後の展望などについて説明を受けた
「日本の棚田百選」にも選ばれたつづら棚田
県が開発した新品種の甘柿「秋王」は、糖度が高くサクサクとした食感で、種がほとんどないのが特徴
うきは市は、「フルーツ王国うきは」として、四季折々のフルーツのおいしさを発信しており、この日は、柿の「早秋(そうしゅう)」や種なしぶどうの「BKシードレス」も紹介された
保育園と老人ホームが園庭を挟んで同じ敷地内に設置された「幼老連携施設」として注目を集めている同施設。老人ホームの入居者からは「子どもたちとの触れ合いが生きがいになっている」との声が聞かれた
園児たちが元気いっぱいに知事を歓迎
この日も園児と高齢者が楽しく触れ合う光景が見られた
エリソン・オニヅカ橋の前で地域の皆さんと。没後10年となる平成8年に架け替えが行われた橋にオニヅカ氏の名が付けられた
今年3月には、浮羽中学校の生徒たちが作成したオニヅカ氏の言葉を伝える看板が設置されるなど、現在も郷土の英雄として語り継がれている
日系人初の宇宙飛行士エリソン・オニヅカ氏。1983(昭和58)年に先祖の墓参りで浮羽町(現うきは市)を訪れた際、浮羽中学校で記念講演を行った。1986(昭和61)年、搭乗したチャレンジャー号の爆発事故により死去
「自然、文化、歴史など、うきは市の豊かな地域資源をいかに活用するか。皆さんと一緒に盛り上げていきたい」と知事
カフェ&どらやき店「キチココ」の中村宏司(なかむら こうじ)(写真右)・奈穂(なほ)夫妻。結婚を機に北九州から移住し、吉井町白壁通りの観光案内所で飲食店を営む。九州各地でのイベントに出店し、市のPRに貢献するほか、今年6月に市内で開催した「熊本・大分応援フェアinうきは」では世話人として活躍
「うきはブランド推進隊」の馬場亮子(ばば りょうこ)さん。通訳としての経験を生かし、オランダやハワイとの交流など、うきはブランドの海外展開に取り組む
「故エリソン・オニヅカ氏を後世に語り継ぐ実行委員会」事務局長の関健児(せき けんじ)さん。慰霊祭の開催や同氏の祖父母の家跡の清掃活動を行っている
「龍宮株式会社」代表取締役社長の梯恒三(かけはし こうぞう)さん。医療用のガーゼと脱脂綿で作る健康寝具「パシーマ®」を市内の新生児に贈り、地域に貢献
「株式会社うきはレインボーファーム」代表取締役社長の高浪眞次(たかなみ しんじ)さん(写真左)と取締役チーフマネージャーの樋口浩一(ひぐち こういち)さん。新規就農者の育成に取り組む。東日本大震災を機に福島県から移住した研修生は、市内でトマト農家としての就農を目指している
市外からの移住者10人が活動中のうきは市の地域おこし協力隊。うきはの豊かな地域資源と隊員個々の経験や能力を生かし、市のブランディング事業に取り組む。観光ツーリズムや食のブランディング、駅活用、移住・定住促進など、その活動は幅広い
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